ひどい目の痒みや鼻づまりから「花粉症だ」と思って一時的に我慢していたけど、気づいたら1年中症状が治らない・・・という方いませんか?
もしかしたら、「ハウスダスト」が原因かもしれません。
全床カーペットで土足の家が多いニュージーランドでは、ダニや小さな虫が住み着きやすく、ハウスダストが発生しやすい環境といえます。
そこで今回はハウスダストアレルギーの対策方法5選をご紹介いたします。
対策1 定期的に掃除する
ハウスダストを避けるために1番大切なのが「掃除」。小さな食べこぼしや髪の毛はダニのエサになり、ハウスダストの原因となります。最低でも週に1度、できれば多めの頻度で掃除するようにしましょう。
特に、全床カーペットの家の場合、小さなゴミに気付きにくく、完璧な掃除がしにくいため念入りな掃除が重要です。
個人的なおすすめグッズは、ハンディ掃除機。食べかすや髪の毛を見つけたときにすぐ掃除できるので、重宝しています!
対策2 空気清浄機で空気をきれいに保つ
2つ目の対策は空気清浄機で空気をきれいに保つことです。ニュージーランドでも、空気清浄機は手に入ります(英語ではAir Purifierといいます)。
できればアレルギー物質にも対応している空気清浄機を買うようにしましょう。
実際に空気清浄機を使ってみると、今まで辛かった鼻づまりが改善し、くしゃみをする回数もグッと減ったので、対策として効果的なのではないかと思います!
対策3 アレルギーの薬を飲む
特に鼻炎系の症状がある方は、アレルギーの薬を飲むと楽になります。
根本的な改善にならないので、アレルギー症状がしんどくてたまらない時の策としておすすめです。たとえば、夜息苦しくて眠れないときや大事な場でくしゃみが止まらないときなどは薬を他よってみてください。
対策4 エアコンで温度・湿度を調整する
ハウスダストアレルギーの原因であるダニは高温多湿な場所に生息します。
そのため、できれば部屋の温度は20〜25度、湿度は50%前後に保つようにしてみてください。
多湿になりやすい浴室の換気も忘れないようにしましょう。
対策5 アレルギー症状に合わせた対策をする
ハウスダストによるアレルギー症状は、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚などいくつかあります。
原因は同じですが、それぞれ違う症状なので、その症状にあった対策を行うようにしましょう。
鼻炎の場合は抗生物質を飲むことで楽になることがあります。目がかゆい場合は、洗眼をしたり、目薬で対策するのもおすすめです。皮膚炎になってしまう場合は、肌の保湿をしつつ、かきむしらないように対策しましょう。
どの症状もひどい場合は、早めにGPへ行くようにしましょう。
まとめ
ハウスダストは花粉症と違って、しっかり対策をすれば、ハウスダストが溜まりにくい環境を作ることができます。
逆に、対策を怠るとどんどん症状が悪化してしまう場合もあるので、掃除と空気の入れ替えは積極的にするようにしましょう。