ワーホリでNZの地に降り立ち、はや2週間がたちました。

最初は強烈な不安に襲われて、ホームシックになったり涙が止まらなくなったりと大変でしたが、なんとか乗り越えて楽しく生きています。笑

簡単に経歴を説明すると、私は元々、公務員として働いていました。ですが、その生き方に疑問を持ち始めた頃、四角大輔さんの本に出会いました。本のテーマは人生をよりよく生きる方法なのですが、その中で四角さんご自身のNZの暮らしについて書かれた項目がありました。

その項目を読み、学生の頃に憧れていたけどいつの間にか忘れていた「海外で暮らす」という夢を思い出し、「年齢的にもう今しかない！しなけりゃ絶対後悔する！」と、思い切って公務員を退職。

専門スキルも英語力もない中でワーホリを決断しました。

唯一の持ち札は“縁”

私はずっと公務員になるために勉強していたので、スキルにつながるようなバイトも仕事も経験がなく、英語も、高校生の頃に周りが6割正解する模試を半分も取れないような落ちこぼれだったので、全く自信はありませんでした。

そんな私ですが、唯一誇れるのは「縁を結ぶ力」を持っていること。

元々好奇心が強く、経歴・スキル・年齢・性別関係なく色々な方とお話することが好きな私は、以前から複数のオンラインサロンに入ったりセミナーに参加したりしていました。

気づいたら、リアルの知り合いと遊ぶよりもオンラインで知り合った気の合う仲間と過ごす時間の方が長くなっていました。笑

そうした「縁を結ぶ力」を使って、スキル・英語力0の今から、この日本から遠く離れた地で暮らせる力を身につけたい。

これが、今回の私のワーホリの目的となりました。

だから私は“恥”を晒す

恥を晒すって、普通に怖いし勇気が入りますよね。私もそれは同じです。

私も、目的なく生きていた頃は「できる人に見られたい」「人の期待に応えたい」と思い込みすぎて完璧主義に陥り、失敗したらすっごく恥ずかしくて自分を嫌いになっていました。

でも、この「縁を結んで、生きる力をつける」という目的を見つけてから気づいたことがあります。

それは、「失敗は"恥”ではなく、縁と生きる力の"種”」ということ。

この2週間、わたしはすでにたくさんの失敗をしました。

AT-HOPカード(オークランドだけで使えるSuica的な交通カード)を2枚買ってしまったりATMでお金を借りてしまったり(すぐに解決しましたが、割とビビりました笑)。

私が失敗したことと対応策をまた自分のnoteで公開する予定ですが、多分人より色々やってるんじゃないかな〜と思います。笑

これらの失敗を乗り越えられたのは、紛れもなく"縁”のおかげだと思います。

到着してまず幸運だったのが、同じ宿泊先にワーホリ目的の日本人の女の子がやってきたこと。

彼女は英語ができて、海外経験が豊富でした。英語の勉強方法を教えてくれて日常も英語で会話してもらっています。彼女がいたからこそ、致命傷になる失敗は起こっていないので本当に感謝しています。笑

次に幸運だったのが、到着して1週間で素敵なホームステイ先に巡り会えたこと。

キウイと日本人の夫婦のお家で、奥さんは英語と日本語両方ができます。奥さんも転職活動中なので、CVを見てもらえることになりました。そして、日常生活では英語で話をしてくれるということで、英語力を鍛える場を提供してもらえることが本当にありがたいです。

また、オンラインサロンで繋がった同じワーホリ仲間の方に有名店のバリスタの先生を紹介してもらえたり、Hello Talkで沢山のネイティブから私の英語のフィードバックをもらえたりして、気づいたら毎日少しずつ何かしらの変化が起きている気がします。

お金も大事だけど

多くのワーホリ希望者が、稼ぐことを目的にやってきているのではないかと思います。

もちろん、お金は生きていくには必要不可欠ですし、物価の高いNZではなかなかいい暮らしはできません。

ですが、本当にお金を稼ぐことが目的でいいのか、一度考えてみてほしいです。

仕事探しに必死になりすぎると、なかなか決まらなかった時の焦りが本当に半端ないです。

そして挫折してしまってすぐに帰国する…という事例を何度か耳にしました。

自分も公務員の受験生時代になかなか就職先が決まらなかったのでとてもよくわかります。

私は、今は仕事探しよりも英語力向上と仕事につながる経験値作りに力を入れています。

自分のようになれというわけではありませんが、こんな生き方も選択肢の1つじゃないかと思います。

なので、これからNZに行く人・今仕事探し中の人はどうか焦らず。

このワーホリという旅で、何を目的に生きると自分は楽しく暮らせるかを1つ決めてみませんか。

私の旅もまだ始まったばかり。また次回、縁がどんな形になっているのかお話できたらと思います。