ウェリントンに来て1ヵ月が過ぎ、生活に少しずつ慣れてきました。新しい環境での経験は、私にさらなる多くの学びと成長の機会を提供してくれました。

ウェリントンに来て1ヵ月が過ぎ、生活に少しずつ慣れてきました。新しい環境での経験は、私にさらなる多くの学びと成長の機会を提供してくれました。

今回は、そんな生活の1コマについてお話します。

新しい環境への適応

最初は本当に1人も知り合いのいない地域での生活に不安を感じていましたが、日本の家族や友人と久々に電話したり、地元の人々との交流を通じて少しずつ慣れてきました。特に、素敵な遊歩道を見つけたことは、私の生活と運動習慣に大きな影響を与えました。自然の中での散策は、ストレスを軽減して心をリフレッシュさせる素晴らしい方法であると同時に、新しいアイディアの源泉でもあります。仕事で煮詰まった時は、頻繁に訪れています。

また、リデュースショップを訪れることで、環境への配慮や持続可能な生活について意識するようになりました。このショップを利用することで、節約になるだけでなく廃棄にならずに済むという素敵な循環をもたらし、あらゆる面で生活の支えになっています。ウェリントンでの生活は、私にとって新しい価値観をもたらしてくれました。

家族との交流

今住んでいる家族との関係も、私の生活において重要な要素となっています。彼らとの交流を通じて異文化に触れることが、私の楽しみの1つになっています。

旦那さんがスリランカ人で奥さんが日本人なのですが、ほぼ毎日あらゆる種類のカリィを作っていたり、ココナッツは必須！とのことで常備していたり、日本の文化とは違うことばかりで驚かされます。

特に衝撃的だったのは、手を使って食事をすることです。

指でお米をすくい、それをカリィにディップして食べるのに本当に驚きました。たまに一緒に食べようと誘ってくれるので挑戦してみたら、思いのほか指ですくうのは難しく、もれなくお米を撒き散らしました。笑

ですが、箸もスプーンもフォークも使わないという新鮮な体験ができ、とっても楽しかったです。

文化の交流と学び

先日、住んでいるお家でホームパーティーが開かれました。

一緒に住んでいるご家族には赤ちゃんがおり、その赤ちゃんを検診してくれている看護師さんを通して仲良くなったご夫婦とその奥さんのお母さんが遊びに来ることになったのです。

パーティーでは、旦那さんがスリランカの伝統を重んじたおもてなしを準備していました。特に、スリランカで買ったというオシャレなティーカップのセットは、パーティーを一層華やかにしました。私は最初、お店でお菓子や料理を買ってくるのかと思っていましたが、夫婦でほぼ手作りで作っていたので驚くと同時に、異なる文化でも「おもてなし」は重要な意味を持つのだと再認識しました。

遊びに来てくれたご家族との交流も、とてもよい経験となりました。特に、奥さんとそのお母さんが私と同郷であったことは非常に驚きであり、共通の話題が生まれるきっかけとなりました。彼女との会話を通じて、私たちのバックグラウンドや経験を共有し、互いに励まし合うことができました。また、赤ちゃんのお世話でやってきた彼女のお母さんとも、生活や語学面での不安を語り合ったりして打ち解けることができました。

今のウェリントンでの生活は、単なる新しい環境への適応だけでなく、文化の交流や学びの場でもあることを強く感じています。 これからも、さまざまな経験を通じて成長し続けたいと考えています。