オークランドからウェリントンへの引っ越しは、私の意識と生活に大きな変化をもたらしました。
特に大きく変化した健康意識について、今回はお話します。
きっかけは、体力不足でした。オークランドでの生活はどこに行ってもお金を使うからと、引きこもりがちになっていたのですが、ウェリントンへ移動した時に、バス停や駅まで動くほんの少しの距離でも息切れをする自分に驚きました。
この体験を通じて、本格的にニュージーランドで働くためには、体力をつける必要があると痛感。そこで最初に取り組んだのが、今の食事の見直しでした。健康的な食生活から初めて、少しずつ健康的な生活に近づいていこうと考えたのです。
物価が高い!だからこその工夫
私の住んでいる地域の近くには、有名どころのスーパーが集まっています。買い物には非常に便利な環境ですが、改めて物価の高さには驚かされました。調味料を少し買うだけでも100ドルを超え、料理の材料を揃えるのに50ドル近くかかることもありました。特に、初めての買い物は、予想以上に出費がかさんでしまいました。
最初は「こんなに高いのに、健康的な食品を揃えられるのだろうか?」と思っていましたが、旬の野菜や缶詰を活用することで、食費を抑えながらも栄養価の高い食事を作る方法を模索。また、調味料もなるべく用途の多いものを選ぶことで、来た時よりも少しずつ食費がおさまってきました。
こうしているうちに、次第に食事を工夫することの楽しさに目覚めていきました。今では、「いかに安く、でも健康的になれるか?」を考えながら食事メニューを考えることが、新たな趣味となりつつあります。以前は料理を面倒に感じていましたが、目的意識を持つことで楽しさを見出せるようになりました。
健康的な食事作りの楽しさ
必ずしも、レシピ通りにしなければ美味しくないわけではなく、食材選びや調理法をアレンジしてもいいという当たり前の選択肢に途中で気づいてから、色々チャレンジできるようになった気がします。日本にいるときは、面倒臭さから毎日の食事がマンネリ化し、飽きてくるとついお菓子やらパンやら買ってしまっていました。でも、今は同じ料理でも、「どうしたらもっと健康的に美味しくできる?どうしたらもっと食費を抑えられる?」など色々考えることがあるので、マンネリ化せず料理を楽しんでいます。
今後は、より出費を抑えるべく、自作パンや発酵食品にも挑戦したいと考えています。これまでの食生活では手を出さなかった分野ですが、自分の健康への意識が高まった今、むしろ挑戦したくなってウズウズしています。笑
環境の変化がもたらす新たな発見
環境が変わると、新しい悩みが生まれる一方で、新たな発見もあります。私にとって、この過程自体が楽しいと感じています。まさか、この引っ越しが健康意識の芽生えにつながるとは思いませんでしたが、この経験は私の人生において大きな意味があったと思います。
新しい環境での生活は、私にとって自己成長の機会でもあります。忙しい日々の中でも、小さな挑戦を続けることの大切さは、このワーホリという旅の中で自分を成長させてくれると信じています。
むにえる
元地方公務員。安定思考に疑問をもち、昔から夢だった「海外暮らし」のために公務員を退職して6月からワーホリ開始。スキル・英語力0から縁だけを頼りにどこまでいけるか挑戦中。
- (note:https://note.com/meuniel_06)