最近「何で移住先をニュージーランドにしたの?」と聞かれたので、あらためて理由を思い出してみました。あなたがNZを移住先に決めた理由は何ですか?
NZを移住先に決めた5つの理由
移住先をニュージーランドに決めたのは...実は消去法でした。といってもネガティブなものではなく「移住したい国」の中から、自分たちの希望条件を満たしてくれる国を選んだのです。
条件は5つ↓これらを満たしてくれたのがNZでした。
治安
まずは「治安の良さ」は絶対条件でした。もちろん、住む場所にもよりますが...凶悪犯罪が少ない、人々も親切、人種差別が少ない。
NZは世界的にも「治安のよい国」と言われています。コソドロ級の窃盗は多い気がしますが、比較的治安は良好だと感じます。と、思って移住しても、あのクライストチャーチのモスク襲撃事件のようなテロ事件は起こりうる。逆にそれは世界中どこへ行っても、災害と同じように覚悟しておかねばならない点だと思いました。
住環境
子連れ移住にあたっては、もちろん住環境も重要なポイントでした。
大気汚染はどうか?水道水は飲めるのか?海外移住しやすい国の上位にあるフィリピン、タイ、マレーシアなどの大都市は、やはり大気汚染(ヘイズ)の問題が多いようです。
また水道水を飲用できる国は、世界で14カ国ほど、と言われています。
ニュージーランドの他にはフィンランド、アイスランド、アイルランド、ドイツ、オーストリア、南アフリカなど。お隣オーストラリアのシドニーも水道水は飲めるようです。
また都市のインフラも気になるところ。
NZは車社会ではありますが、主要な都市ではバス網が発達しています。バスなどの交通機関で移動ができ、車の渋滞が少ない。 電気、ガス、上下水道など暮らしの基盤になる設備が整っているのも重要な条件でした。
食べ物
「住」の次は、やはり「食」
異国でのストレスフルな生活を癒してくれるのは食事です。食べなれた食材(野菜、フルーツ、肉、魚、米)が手に入るところ。スーパーやオンラインで購入しやすい、というのもポイントです。
日本と同じ島国で四季のあるNZの食材は食べなれたものが多く、物価は高いけれども新鮮で美味しい食材が手に入るのは助かります。
入手困難なものは代替え(日本酒→白ワイン)を考えていましたが...日本食材も、そこそこ買えるといいな(納豆など)と考えていました。これもアジア系のスーパーで購入できることが事前に調べていて分かりました。
教育
日本の「詰め込み式」教育に疑問を持っていたため、他国の教育を見てみい。特に小学生の頃は塾に通ったり、中学受験など気にせず、いっぱい外で遊んで欲しいな、と考えていました。
NZの教育関係の情報はあまり探せなかったのですが...とにかく校庭の緑の芝の上を駆け回るのは気持ちよさそう!と思いました。ただ、もう少し中等、高等教育の情報を集めておくべきだったかな、と今では思います。
それと、子供の英語習得も目的のひとつでしたので、公用言語が「英語」の国から選びました。
ビザ・永住権取得の可能性
そして特に重要なのは、このビザや永住権取得の可能性。
限られた費用の中で移住するには、まず様々なサポートを得られ、働いてNZドルを稼げるビザを取得しなければなりません。年齢や職種を照らし合わせて、比較的ビザが取得しやすく、且つ永住権に繋がる可能性のある、という点でも調べました。
NZの永住権は今のところ更新手続きの必要もなく、1年のうちに〇〇日以上NZに在住していなければならない等の「在住期間に関する縛り」が無いのも良いと思って選びました。
移住する前と移住した後では、いろいろと考え方も違ってくるかもしれませんが...私たちがNZを選んだ理由は↑の5つでした。
あなたがNZを選んだ理由は何でしたか?また、これからNZ移住を考えている方は何を求めて移住しようとしていますか?
この記事が、あらためて考えるキッカケになれば幸いです。