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貴重品をどのように管理すればいいか?

ニュージーランドは治安が安全な国と言われますが、気を抜いてはいけません。今回は貴重品をどのように管理すればいいかのヒントを紹介します。

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ニュージーランドは安全な国とよく言われます。確かに命を狙われるような被害に遭う事は少ないでしょう。しかし、所持品に対して安全な国かというと疑問視されます。注意していないとスリ、置き引き、ひったくりの被害にあいます。

何か落としてもまず警察には届けられません。ニュージーランド人が不親切という事では無く、物を拾っても警察に届けるという習慣がないようです。

ニュージーランドでは、警察はあてにはならないという風潮があり、保険をクレームするために警察に報告するという感じです。

原則は自分の身は自分で守るです。したがってニュージーランドでは、車や家にセキュリティー・アラームを付けるのはもはや当たり前です。

それでみなさんも“郷に入りては郷に従え”ということで、自分の持ち物は自分でしっかり守っていただきたいです。

今回は、いかに自分の持ち物を守るかを数多く自分自身が被害に合い、他人の被害も見てきた“経験豊かな筆者??”が独断と偏見で書いてみようと思います。

貴重品をいつも持ち歩く人がいますが、落としたり、置き忘れたり、スリやひったくりにあったりする可能性があるので、お勧めしません。

ゴールデン・ルールは、“貴重品は持ち歩かない!”です。取られて困る物を持っていなければ取られる心配がありません。“それを言っちゃ−それまでだ”という声が聞こえてきそうですが、どうしても持ち歩く必要があるかどうか、よく考えましょう。もしどうしても持ち歩く場合は、いかに取られたり無くしたりしないようにするかです。

まずパスポートですが、常に携帯している人がいますが、はたしてそうする必要があるのでしょうか?ひとたび入国したら出国まで必要ないはずです。使う必要のある可能性といえば両替する場合や、IDがいる場所へ行く時ぐらいでしょうか。

次にカメラですが、高級カメラやスマフォのカメラだけじゃなく、安いカメラも併用して使いたいですね。たとえば、ビーチとか荷物を置きっぱなしにする可能性のある場所に行く時は、安いカメラを使います。また、人に渡して写真を撮ってもらう時も安いカメラの方が、受け渡しの際、落としたり、そのまま持っていかれたりした場合に被害が軽減されます。

それでは、お金はどうするかということですが、これもお金を持ち歩かないということです。詳しくは、“お金の持ち歩き方比較”を読んでください。

さて、持ち歩かない貴重品をどうするかですが、部屋に置いておくのはたとえニュージーランドといえどもあまりお勧めしません。ホテルではセーフティーボックスに入れます。部屋にセーフティーボックスが無ければフロントで預かってくれるか聞いてみましょう。外出の際、カギもフロントで預かってもらえば無くす心配もありません。

人間四六時中注意するのは難しいです。いつか絶対にスキができます。ひとたびプロに狙われたら避ける事が難しいです。

狙われないように振舞うか、狙われた場合被害を最小限にするため、不必要な貴重品は持たず、一箇所に保管せず、保険に入っておきましょう。

とりわけ観光客は狙われやすいというのを忘れないようにしてください。

 

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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