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オークランド近郊の鳥の楽園

オークランドからは、日帰りで行ける島がたくさんありますが、 その中のひとつティリティリマタンギ島をご紹介します。

tiritiri-matangi

ニュージーランドは、飛べない鳥キウイをはじめ、世界でも有数な珍しい鳥がたくさんいる国として知られていますが、絶滅危機に瀕している鳥もたくさんいます。しかし、ティリティリマタンギ島は、鳥の保護に成功した島として知られ、鳥の楽園として有名です。絶滅の危機に瀕した珍しい鳥も数多く見られるので、バードウオッチングが好きな人にはたまらない場所です。  

鳥の楽園を作るため、以前農場だった島を再度森に戻すため、たくさんのボランティアが植林をしました。 そして、鳥の天敵である動物を排除しました。 ただ、餌付けしている感は否定できません。

行き方は 360ディスカバリーというフェリーでオークランドのバイアダクト(pier 4) から約1時間20分です。フェリーは、水曜日から日曜日しか出ていないし、 人数に限りがあるので予約が必要です。一往復しかしないので途中で早く帰りたくても出来ないから注意してください。

島には、たくさんのウオーキング・コースがあって、個人で散策するのもいいですが、ボランティアが運営するガイド・ツアーに参加するのをお勧めします。

このガイド・ツアーは、英語で一人10ドルですが、2時間近くのツアーで
鳥や草花や島について説明してくれるので、参加する価値があります。特に自分ではなかなか珍しい鳥が発見できませんが、ガイドはどのあたりにどのような鳥がいるかよく知っているので、ガイドツアーに参加すると、よりたくさんの鳥が観察できます。

島の頂上に博物館を兼ねた小屋がありますが、食べ物などは売っていないので各自持参する必要があります。灯台も頂上にあってけっこう絵になります。

島で泊まることも出来ますが、指定の山小屋で泊まることになります。事前に予約が必要です。  キャンプは禁止です。

自然や鳥を保護するためにルールがいくつかあります。

  • 犬などの鳥を襲う危険性のある動物は連れて行ってはいけない
  • キャンプ、焚き火、バーベキューの禁止
  • ゴミは持ち帰ること
  • 決められたコース内を歩くこと
  • タバコを吸わない
  • その他、常識の範囲で自然を荒らすような行為は禁止

ニュージーランドは、このような自然を守るためのルールがしっかりして、みんなちゃんと守るのでどこへ行っても美しい自然が見られます。

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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