ニュージーランドに来て空を見る機会が増えたという人けっこう多いそうです。 日本と比べて空がすごくキレイで広いし朝日も夕日もすごくキレイな色に染まりますね。それと時折見える虹や、星がたくさん見えたり、とにかく日々の生活で空を見る機会が増えますね。
そんな何気なく見ている空。 ニュージーランドと日本でいろいろ違うことがあるって気が付きましたか?今回のトピックでは日本とニュージーランドの空の違いを3つ紹介します。
違いその1:太陽の動きが違う
太陽と言えば東から昇って西に沈みますね。 これは日本もニュージーランドも同じです。これが逆転したら大変なことです。でも、日本とニュージーランドでどちらの空に向かって昇っていくのかが違ってきます。
日本は南を経由して昇ります。 そのため家探しをするときは「南向きの部屋」を探すと日当たりが良くて良いですね。北側の部屋は寒い印象を持つ人も多いかもしれません。
ところがニュージーランドは北を経由して昇ります。 つまり家を探すときに「Living room with North facing windows」と書いてあったら「日当たりが良い」という意味になるわけですね。
違いその2:北風は温かく、南風は冷たい
日本で「北風が吹く」と聞けば冬を感じて、「南からの湿った空気が入り込む」と聞けば、生暖かい風が吹いて、雨の気配がしてきますね。
ところが太陽の動きが違うように、風も日本とニュージーランドでは真逆になります。 そのため天気予報で「A strong southerly flow over the North Island (強い南風が北島を通過する)」と言っていたら、その日は寒くなるかもしれません。
逆に天気予報で「Northerly (北風)」という言葉が出てきた場合は、比較的その日は温かい可能性も出てくるわけですね。
違いその3:夜空は違うところがたくさん
夜空は日本とニュージーランドで違うところだらけですね。 日本では見られない星座をたくさん見ることができます。逆に日本で見れる星座がニュージーランドでは見れなかったりします。
1つ1つ紹介していくと大変なのでここでは紹介できませんが、日本で見れてニュージーランドで見れない良い例が北極星です。ニュージーランドでは北極星を見ることはできません。 逆にニュージーランド見れる星座で有名なのは南十字座(別名:南十字星)ですね。
その他にも日本人でも知っている人が多いオリオン座を見てもらうとわかりますが、上下逆さまです。月の模様も上下逆さまでだいたい180度回した模様をしています。
これがニュージーランドの満月です。日本の満月と見比べてみてくださいね。
他にも違いはいろいろあります
他にも台風や海の渦の巻き方が日本とニュージーランドと逆なんですけど、なかなか普段の生活では気が付きにくいことですね。 「トイレや水道の渦の巻き方」は他のいろいろな要素の関係で必ずしも日本とニュージーランドで逆になるとは限らないそうです。
ちなみに日本とニュージーランドで空にまつわるいろいろなことが反対なので、虹も反対になると思うかもしれませんが、虹は日本もニュージーランドも同じです。
それ以外にもいろいろ日本とニュージーランドで空を見ていると違いがあるので、日々空を眺めながら探してみてくださいね。