ニュージーランドの天気予報を知りたいとき、皆さんはどこで情報を得ていますか?
テレビ、新聞、インターネットいろいろある中で、僕がずっと使っているウェブサイトは「MetService」です。きっとニュージーランドに長く住んでいる人や、天気に影響されるお仕事をされている方なら、すでに知っている人も多いですね。
今回のトピックでは、このMetServiceを紹介します。
ニュージーランドの気象庁MetService
MetServiceは日本で言うところの気象庁に当たります。
もともと1861年に国の機関として設立されましたが、1992年に国営企業(State-owned enterprise)として独立しました。同じような形態の企業はニュージーランドの鉄道会社KiwiRailや郵便局のNew Zealand Postがあります。
MetServiceでは主要都市の場合、以下のようなことを教えてくれます。
- 5日予報、10日予報
- 紫外線警報
- 花粉の量
- 日の出日の入りの時間
さらに遊びに行く人たちにとって嬉しいこのような情報も載っています。
- 海岸地帯の天気
- サーフィン・ボート用に各海岸の波の高さ
- 海の満ち引きの時間
- 国立公園の天気
- スキー場の天気と積雪状況
特に主要都市以外の天気予報では予報してくれない場所に行く予定がある人に便利なのが「3 day forecast」と「5 day forecast」です。風向きや風の強さ、雨や雪の量など見慣れるまで少し時間はかかるかもしれませんけど、慣れてくるとかなり重宝します。
中でも冬の長距離移動で心配になるのは雪です。都市と都市のあいだで雪が降るかどうかを知るためにはこういったページを見ると、ある程度の予想を立てらます。
まとめ
ニュージーランドの天気は移り変わりが激しいので、なかなか天気予報は当たりにくいのが現状です。時々「晴れ時々雨、のち曇り」なんていうフルコースの日もあるほどです。
とは言え、数ある天気予報の中でも国営であり、さまざまな情報を提供してくれるMetServiceはお気に入りに入れておいて損はありません。
特にこれから秋冬は雨や雪など天候が荒れる日も多いので旅行前、特に南島を旅行する場合のチェックは必須ですね。雪で足止めになる可能性や車のチェーンを借りるかなどを考える判断基準として使っていきましょう。