家が見つかったら、次は引っ越し。あらかじめ準備しておいた方が良いポイントをまとめてみました。
ついに住居が見つかった~!と、ホッとしている間もなく、次は引っ越しという本番が待っています。
いろいろ大変な時期ではありますが、チェックリストにして引っ越し前に準備しておきましょう。
引っ越し方法を決める
- 自分達の車で小分けにして運ぶ
- トラックやトレーラーを借りて運ぶ
- 引っ越し業者に依頼
NZでは友達に協力してもらって1や2の方法で引っ越しする人が多い気がします。
しかしながら、大物家具(ソファセットやベッド等)や大型家電があって家族人数が多ければ、引っ越し業者に頼む方が楽で安心かもしれません。
合い見積を取ったり、口コミで良い業者を探しましょう。
引っ越しのスケジュール
引っ越し方法が決まったら、次はスケジューリングです。
- 退去日の確認
- 次の家の入居日確認(いつ鍵をもらえるか)
- どの順番で荷物を運ぶか?
- ヘルプを頼むか?日程・人数チェック
退去日は決まっていれば、あとは入居日の調整ですね。
できれば入居日の前日や当日ではなく、1週間~数日前には鍵をもらっておきたいところ。
前もっての掃除や入居の際に必要なもの等もチェックできるからです。間取りやサイズを計っておけば、家具や家電配置がイメージしやすいですよね。
引っ越しのヘルプを友人に頼む場合には、日程やスタート時間などの調整も必要。
トラックやトレーラーを借りるのであれば、入居日に合わせて早めに手配しておきましょう。
鍵をもらう時の注意点
引っ越し先の鍵を受け取る方法は主に2通りあるかと思います。
物件(入居先)で大家orエージェント立ち合いで鍵の受け渡し
これは通常、入居前のインスペクションも兼ねます。
キッチンやバスルーム、ガレージ等の使い方、また付帯している家電や家具があるならば、使い方と状態の確認。
注意したいポイントは、この立ち合いの下、既についているキズや汚れを確認しておくこと。
また、日付入りで写真撮影しておくことも強くオススメします。
退去時に「こんなキズや汚れがついている」と修繕費やクリーニング代を請求された場合の証拠になります。
エージェントのオフィスで鍵の受け渡し
場合によっては物件ではなく、エージェントのオフィスで鍵の受け渡しが行われることもあります。
その際は、鍵を貰ってから入居先に行き、前項と同じく自分で入居前のインスペクションを行っておきましょう。
元からあるキズや汚れ、稼働していないコンセントや配線関係(修理が必要であれば、すぐに連絡)退去時に問題になりそうなポイント全てを日付入りで写真撮影しておきましょう。
できれば後日、写真付きで該当箇所を表にして大家やエージェントに送付、共有しておいてもよいでしょう。
とにかく、後々こちらの非にならないように防御策を準備しておくことはオススメです。
引っ越しの準備
いよいよ引っ越しに向けて本稼働です。
近場での移動であれば、それほど頑丈に梱包する必要はありませんが、スーパーやDIYショップ等で段ボール等の梱包材をもらってきておきましょう。
- 梱包材準備(段ボール、テープ等)
- 引っ越し先の電気・ガス・水道・ネット回線手配
- 退去する家の電気・ガス・水道・ネットアカウント移行orクローズ
- IRD、銀行等のアカウントの住所変更
2、3は引っ越し前に必ずやっておきましょう。
入居日前でも掃除機を使いたい場合など、電気が通っていた方が仕事がしやすいです。
ガスや水道は住む家やエリアによって異なりますが、必要であれば前もって手配しておきましょう。
●電気
電気は退去日最終日に自分でメーターの数字が分かるように写真に撮っておいて、電気会社のオンラインで申請し、精算します。(精算方法は電気会社によって異なるかも)
●ガス
ガスも退去日を知らせておいて、ガスボトルを回収してもらいましょう。後日、残っているガスの量を計算して返金してくれます。
もし、次の入居者がそのまま使いたい場合は、新旧入居者間でガスボトルを売買し、引き継ぐこともできます。
その場合は、その旨を事前にガス会社に連絡しておけばOKです。
4の各アカウントの住所変更は引っ越し後でも構いませんが、なるべく早めに。ご家庭によって違うと思いますが、主な住所変更が必要な機関はコチラ↓
- IRD
- Kiwi saverプロバイダー
- 銀行
- 保険
- クレジットカード
- GP
- Electoral Commision(選挙権管理)
- NZTA(車所持)
- Airpoints等の各種ポイントカード
- 在留届
ちなみに有料ですがNZ Postでは、NZ国内、海外への郵便物転送サービスもあります。
まとめ
今回は「引っ越し前に準備しておくべきポイント」をまとめてみました。
家探しから、引っ越し前後は本当に大仕事です。
必要事項を事前にチェックしておいて、スムーズに転居できるように準備しておきましょう。