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パスポート更新後のレジデンスビザトランスファーについて

パスポート更新後からレジデンスビザ転送完了まで

今回、パスポートを更新し、レジデンスビザ(永住ビザ)を新しいパスポートにトランスファーする手続きをしました。必要書類を作成し、新しいパスポートを申請書類に同封することなく、レジデンスビザトランスファーを完了させました。

申請から完了までの経緯について、私の経験をお話させていただきます。

既にご存知かと思われますが、オークランドを始め、ニュージーランド国内のビザオフィスは全て閉鎖となり、ビザ申請の受付は対人ではなく、設置されているドロップボックス(オークランドの場合はマヌカウ)への投函、または、郵送での受付のみとなりました。イミグレのウェブサイトでは、申請してから手続きが完了するまでの、おおよその日数を確認することが出来ます。現時点では8日ほどの期間を要するとなっております。

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申請書類準備

まず、申請書類を準備します。下記リンクから、申請書類をプリントアウトします。イミグレに問い合わせをしても、申請書類の郵送はしてもらえません。自宅にプリンターがない方は、お近くのStationary Warehouseや、図書館などでプリントアウトしましょう。

 

Certified Copyの作成 (パスポートを申請書類とともに同封しない場合)

新しいパスポートを受領したら、Certified Copyを作成します。ビザトランスファーの申請には、新しいパスポートと古いパスポートの見開きページ、そして、PRビザのページのCertified Copyが必要です。Certified Copyとは、パスポートなどの公的書類をコピーした場合、そのコピーの用紙にJustice of the Peaceに署名をいただいて、このコピーが正当なものであると証明されたものを言います。私は上記3点のコピー書類に、Justice of the Peaceの署名をいただき、Certified Copyとして提出しました。

お知り合いの方の中にJustice of the Peaceがいらっしゃらない場合には、下記のリンクからお近くのサービスデスクを探します。ただ、Justice of the Peaceがいらっしゃる時間帯は限られているので、事前に調べておきましょう。私の個人的な見解ですが、オークランドCBD以外のサービスデスクに行かれることをお勧めします。オークランドCBDのサービスデスクは、Justice of the Peaceが毎日いらっしゃいますが、受付時間が午前10時から午後2時までで、待機している人数も多いため、かなり待たされるとのことです。イミグレのドロップボックスがあるせいか、マヌカウの図書館でも同様に待たされるそうです。今回、私はタカプナの図書館でJustice of the Peaceに署名をお願いしました。待ち時間はなんと5分でした。

Justice of the Peaceのサービスデスクのリンクです。
 

書類投函

書類が全て整ったら、まとめて封筒に入れて、ドロップボックスに投函します。ドロップボックスは午前7時半から午後5時までの受付です。週末や祝日はドロップボックスの中の書類を回収しないので、注意が必要です。

 

私は、パスポートを受領したその足で、タカプナの図書館へ行き、図書館内でパスポートのコピーを作成し、同施設内のサービスデスクにいるJustice of the Peaceに署名をしていただき、Certified Copyを作成し、作成した全ての書類の写真をスマホで撮った後、申請書類を封筒に入れました。私は念のために、何かあった場合の予備として、作成した書類を全て写真に収めましたが、写真では容量が大きくて、保存ができないと言う場合は、スマホのスキャン機能を利用するか、作成書類のコピーをその場ですると良いと思います。

次回は、ビザトランスファーをする際に、イミグレに緊急対処をお願いしたい場合に関して、私の経験談を合わせ、お伝えしたいと思います。

 

記者プロフィール

エイリアス

エイリアス

ニュージーランド在住20年になります。
夫と一緒に日本から移住してまいりました。
ニュージーランドで生まれて育った娘が二人おります。
 
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