今回は、早急にビザのトランスファーをお願いした、私の体験談をお話させていただきます。
申請に必要な書類とは
私は今回の申請時、仕事の関係で、早急にビザのトランスファー手続きをする必要があった為、書類を投函する際に、申請書類とともに、勤め先のIDや、仕事の勤務時間表(ロスター等)のコピー、緊急申請が必要な理由を記載したカバーレターを同封しました。同封したカバーレターは、イミグレに予め電話して、記載内容を確認し、自分で作成しました。お勤め先の会社にカバーレターをお願いできるなら、作成していただくのが良いかと思います。イミグレの職員の方からは、パスポートの現物を入れず、Certified CopyでのeVisa(電子ビザ)発行申請を勧められました。パスポートにVisaラベルを貼る制度は、ゆくゆくは廃止される予定となっているそうです。それでも、まだラベルを貼ってもらいたいと思っていらっしゃる方はパスポートが手元に戻るまで、2週間程度はかかる事になるかと思いますので、お時間の余裕を持っての申請をお勧めします。イミグレのサイトに記載されているビザトランスファー完了の期間は、eVisa(電子ビザ)の手続き完了期間となっています。
確認の電話の重要さ
書類を投函する前に、イミグレの職員の方に緊急申請のお話をさせていただいたので、すぐに手続きに入っていただけると思っていたのですが、電話で再度確認したところ、その時点では、封筒さえ確認されていないことが判明した為、改めて、お話をしたイミグレの職員の方に、私の書類をすぐに手続きしていただける様にお願いをいたしました。ビザオフィスが閉鎖された今、電話での問い合わせが集中し、職員の方とお話ができるまで、かなり待たされます。書類を投函する前に電話した時は、4時間以上待たされ、コードレスフォンの電池切れで、職員の方と話が出来なかった為、コールバックをシステムに登録し、いざ、コールバックが来た際でさえ、『この電話をAcceptする場合は1を押してください』という録音されたメッセージから始まり、そこから延々1時間半も待った後、ようやく職員の方と話ができるという状況でした。確認の電話でも、3時間近く待たされた後、話が出来たという感じです。
何れにしても、生身の職員と話ができるまで、かなりの時間を要することは間違いありませんが、イミグレへの電話は、平日の午後5時までに電話をすると、コールバックのオプションを選択できるので、コールバックにされることを強くお勧めします。
- イミグレの電話番号が記載されているリンクです。
- https://www.immigration.govt.nz/contact
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Contact us | Immigration New Zealand
Talk to us. You can call our Immigration Contact Centre from 6:00am Monday to midnight on Saturday (NZT). If you have already applied for a visa, ensure you have your client number, application number and passport number with you when you call.
皆さんがこの緊急手続きを希望される際、ドロップボックスに投函した当日、または、翌日には、必ずイミグレに電話をして、緊急申請のお願いを口頭でされることをお勧めします。今回私は、ドロップボックスへの投函を完了後、3営業日が過ぎようとしているにも関わらず、何も音沙汰がなかったため、その日の夕方にイミグレへ最初の確認の電話をして、翌日も再確認の電話をし、そしてようやく、そのまた翌日のお昼頃に、イミグレからのビザトランスファーの完了を知らせる、添付書類付きのemailが届きました。私が書類をドロップボックスに投函した同日に、夫のビザトランスファーの書類を、私とは別の封筒に入れてドロップボックスに投函したのですが、夫のビザトランスファーは、私と同じ日には完了せず、さらに時間を要しました。
ビザトランスファー完了
こんなドタバタ劇とはなりましたが、なんとか無事に新しいパスポートにPRビザをトランスファーすることができました。eVisaでのトランスファーでは、パスポートへの記載が何もないため、少々頼りない感は否めません。
トランスファー完了のお知らせは、emailで届き、証明書類として文書が添付されてきます。この文書をプリントアウトした上、パスポートと一緒に携帯するようにという注意書きがされていました。
お勤め先の仕事の都合などで、申請から受領までの期間を短くしたい場合、上記の方法をお試しになってみてください。私の体験談が参考になればと投稿をさせていただきましたが、全ての場合に当てはまるものではないということを、予めご了承いただけたらと思います。
私の次のビザトランスファー申請はしばらく先になるので、その頃にはオンライン申請か何かで、もう少し簡単になり、完了までの期間も短縮されているかもしれません。
現時点では、まだまだ時間を要する手続きなので、くれぐれも日程の余裕をみて、手続きされることをお勧めします。