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自分がうつ病? コロナ下のストレスとの付き合い方

ロナ下で、気持ちがどうしても沈みがち、将来に不安を抱えるようになった方が増加傾向にある昨今。
そんな中、昨年、子どもを出産し、順調に思っていた産後。まさかの「うつ病の傾向が高い」と診断されてしまいました。
私自身が、どのように原因を探っていったか、精神的ストレスと向き合っていったかをご紹介します。

うつの傾向が高いと診断されて、、、。

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コロナ下での出産で大変ではあったものの、赤ちゃんは健康に成長、自分の身体も順調に回復。

子育てを楽しんでいると思っていた産後の母子健診で、何も問題はないだろうと思っていました。

GPでアンケートに答えたところ、かなり「うつの傾向が高い」という診断結果に。

原因は何?

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こんなに育児が楽しいのに、うつ病の傾向が高いなんて、、なぜ?

お医者様には、現時点では具体的な治療は大丈夫だと思うことを伝え、原因は何か、どうしてうつ病の傾向が高いのか考えてみることにしました。

  • コロナ下の度重なるロックダウン。
  • 新生児を抱えた生活。人の多いところを避ける傾向に。
  • 家族に医療従事者がいる。何かあった際、周りの友人達に迷惑はかけられない。あまり人と会わないようにしていた生活。

よくよく考えてみると、時々、よくわからず気持ちが沈んでしまう日もあり。しかし、ただの産後疲れと思い、当時はあまり真剣に、自分のことを考えていませんでした。

産後は新生児のお世話や、身体の回復のため、家で過ごすお母さん達が多いと思います。

2020年はコロナウィルスの影響で、さらに拍車をかけ、人に会えない、コミュニケーションできる場が限られる、ということで、知らず知らずのうちに、うつ気味になってしまったんだと思います。

どうやってうつから脱出したか?

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気持ちが沈んでしまうことは、自分自身だけでなく、家族にも影響し、悪循環を生んでいました。

どうにかこの気持ちから脱出したいと思いしたことは、こちらです。

  • 家族に気持ちが沈んでしまうことがあること、うつの傾向が高いと診断されたと伝える。
  • 友人達に思い切って、気持ちが沈みがちになることを伝える。
  • 専門家の方とのカウンセリングを受け、客観的に自分を見つめ直す。
  • 子どもを預けて、スポーツを始める。

単純なことではありますが、やはり、家の外に出て、人と関わること、身体を動かし汗をかくことが、私にとっては一番の治療法になりました。
そして、専門家の方と会い、客観的にかつ、冷静に自分を見つめ直すことができたことが良かったと思っています。

もし、この記事を読まれて、悩まれている方がいれば、日本人にありがちな、「自分でできるだけ頑張る」、「我慢をする」ということを捨てて、どうか人に頼ってください。
お医者様だけでなく、日本語で相談をしたい場合は、移民をサポートしてくださる団体へ問い合わせてみましょう。

意外と他人は自分の気持ちや変化に気づかないものです。誰かに頼るという一歩が、この記事を読んだ方の後押しになれば幸いです。

記者プロフィール

Aichi

Aichi

約5年の遠距離恋愛を経て、ニュージーランドにて結婚。
看護師の夫と、NZ生まれの子ども2人を持つワークママ。
仕事、育児の両立に奮闘しながら、お互いの母国を離れ、第三国での生活を満喫中です。

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