ロードオブザリングツアーを開催している会社はいくつかあります。今回はその中から少人数で開催している半日ツアーに参加しました。
ドライバー兼ガイドのカイトさん、アメリカからのご夫婦、中国からのご夫婦、そして私の6人でした。
実はロードオブザリングの大ファンという訳ではない私←
1回見たことはあるし冒険もので好きなのですが、記憶がうっすらで。予習することなく参加となりましたが、十分楽しめたのでご安心ください!
ちょこちょこロードオブザリングクイズがでますので、詳しい人はもっと楽しめること間違いなしです!
解説はすべて英語なので、私の解釈の内容が違っているところがあるかもしれませんがご了承ください。
合計5つほどのロケ地に途中下車
早速クイーンズタウンを出発していきます。ロードオブザリングの解説のほかにも、他の映画の撮影秘話やクイーンズタウンのことなど、色々な説明をしてもらいながら進んでいきます。
クイーンズタウンの象徴的な湖であるワカティプ湖は、ニュージーランドで3番目の大きさ・1番目の長さを誇り、ワカティプとはマオリの言葉で「ワカ=カヌー、ティプ=旅」を意味するそうです。
私の出身地の北海道にもアイヌの言葉で名前の付いた川や橋があり、勝手に親近感がわきました。
ロケ地に降り立つと、このように写真付きで解説してくれるので、どのシーンの撮影だったのかが一目瞭然で楽しいです。
二つの塔でローハンスの民がエドラスから避難するシーンで使われた場所もあります。
湖を大きく見せるために遠近法を利用して人々を配置したそうです。
多くのキャスト・スタッフがここに泊まり込んで撮影が行われました。
崖に隠れて様子をうかがうシーンや、料理をするシーンの撮影場所もあり、実際に同じところで記念撮影もできます。
またここにはマヌカイツリーという棘の鋭い木があり、マオリのタトゥーのニードルとして用いられているそうです。
グレノーキーで軽食
3ヵ所ほどロケ地で途中下車したのち、グレノーキーに到着です。
この赤い建物はインスタスポットとして有名で、監督のピータージャクソンさんがグレノーキーに自然災害が起こり建物が壊れてしまった時に寄付をして再建したものです。
ロードオブザリングとこの地域のつながりを感じられますね。
コーヒー紅茶とスコーンなどの軽食を用意してもらい、しばし休憩です。
また、ここにはニュージーランドで1番小さい図書館があって、週に1時間だけ開くそうです。
パラダイスまで足を延ばす
グレノーキーからパラダイスに向かう途中に広がる景色は、マンモス?大きな像?と戦うシーンが撮影されました。
途中からオフロードになるので、車酔いをしやすい方は酔い止めを飲むほうが良いかもしれません。
ここにあるリースバリー近辺では、ミッションインポッシブル4の撮影がされてトムクルーズが自家用?ヘリコプターでクイーンズタウンのホテルから通勤?したらしいです。
地名のパラダイスの由来と言われている野生のパラダイスダックも見ることができます。(諸説あります)
仮装して記念撮影
最後はロスロリアンフォレストのロケ地でホビットやエルフの仮装をして写真撮影会です。
少し恥ずかしいですが楽しんだもの勝ちですよ!
剣や指輪などの小道具もしっかり準備されています。
ここで出てくるゴールデン色の落ち葉は地元の小学生が葉っぱのペイントに協力したそうです。
いかがでしたか?実際にどこをとっても美しい絵になる自然のなかで、ロードオブザリングが撮影されたことは素晴らしいですね。なかなかツアーに参加しないとロケ地がわかりにくいと思うので、参加する価値がありますよ。