ニュージーランドで見つけた”コミュニティライブラリー”について解説します。
ニュージーランドで見つけた”コミュニティライブラリー”環境にやさしい国の取り組み
コミュニティライブラリーとは、365日、いつでもだれでも自由に使えるポスト型の小さな図書館のことです。公共の図書館のように大きな建物が立っているわけではなく、道端に設置された全長1メートルほどの小さな図書館です。日本でも、古本をリサイクルしたり無料で配布したりと、コミュニティライブラリーに似たような取り組みを少しずつ見かけるようになってきましたが、特に外国へ行くと目にする機会が多くなるように感じます。2022年はバンクーバーに留学をしていましたが、その時にも家の周りや学校の近くでコミュニティライブラリーをよく見かけました。特に幼稚園周辺や住宅街の中など、子どもが多いところに置いてあることが多いです。
コミュニティライブラリーって何?
コミュニティライブラリーとは、小さな無料の図書館という意味で、世界100か国以上でその取り組みが広がっています。環境にやさしい取り組みということで、世界中に今も新しいポストが設置されています。
ニュージーランドで見つけたコミュニティライブラリー
可愛らしい色とデザインのこちらのコミュニティライブラリーは、ニュージーランドのオークランドの住宅街で見つけたものです。「みんなの図書館」は地域の人や通りがかかった人など、誰でも自由に利用することができます。
コミュニティライブラリーの使い方
利用方法はとても簡単で、自分の気に入った本を持っていくかわりに、自分のいらなくなった本を置いていきます。そうすることで、次の人がコミュニティライブラリーに立ち寄った際も、本をもらうことができます。またポストには、swap(交換)、donate(寄付)、loan(借りる)と書かれています。こちらのコミュニティライブラリーでは、本やおもちゃを借りることもできます。
ポストには、本だけではなく、おもちゃやパズルといった文字も書かれています。必要でなくなった本やおもちゃ、パズルを寄付することもできるます。捨てずに済むので、環境にとてもやさしい取り組みです。さすが環境制作に力を入れているニュージーランドです。
コミュニティライブラリーは、各地様々な場所に設置されています。少し気にかけて周りを見てみたり散歩をしてみたりすると見つかるかもしれません。気になった方はぜひ探してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。