寿司屋でフルタイムジョブがもらえなくて始めたセカンドジョブの清掃員。仕事内容や雰囲気を紹介します。
セカンドジョブとしての清掃員、実際どう?
私は昨年の6月にワーホリでオークランドへきてからずっとフルタイムジョブを探していましたが、なかなか見つけられず、週3、4日程度ローカル寿司ショップで働いています。フルタイム勤務をかなえるため、セカンドジョブをずっと探していました。ようやく見つかったセカンドジョブ「清掃員」の仕事について、紹介していきたいと思います。
そもそもセカンドジョブって何?
セカンドジョブとは、その名前のとおり第二の仕事のことです。メインの仕事をしながら、別のスモールジョブがある場合、その仕事をセカンドジョブとよびます。「空いた時間を有効に活用したい」「メインジョブだけでは収入が足りないので、さらに収入を得たい」「他の仕事にも興味がある」など、セカンドジョブを希望する目的はそれぞれです。
クリーニングジョブ【清掃員】ってどんな仕事?
仕事内容は、一般家庭や企業、アパートなどのホームクリーニングです。具体的には、お風呂、トイレ、キッチンなどの清掃、全部屋のほこりとり、掃除機がけ及びモップがけです。家の大きさにもよりますが、ニュージーランドの家は大きな家が多く、シャワーやトイレが2~3つほどある場合が多いので、1人で掃除をすると2~4時間ほどかかります。それを2人で掃除するので、だいたい1時間~2時間程度が一軒にかかる時間の目安です。基本的に、1日に1件~3件ほどの家庭や企業を訪問し清掃します。
潔癖症の方は注意
私は潔癖症というわけでないのですが、クリーニングの仕事を初めたばかりのころは、知らない家のお風呂場に裸足で入り、髪の毛を取り除いたりカビをとったり、ジフという薬剤を踏んだりすることが気持ち悪くとても嫌でした。これもニュージーランドでフルタイムジョブをゲットするため…と思って頑張っているうちに、いつの間にか気にならなくなりました(笑)清掃には「ジフ」という薬剤を使用します。これは研磨剤なので、手袋をしていても手袋が破損して中に入ってきたり、裸足で踏んでいると足が荒れたりすることがあります。
アレルギー体質の方は要注意
私はハウスダストとダニのアレルギーを持っているので、特にほこりがひどい場所へ行くと、たまに鼻水やくしゃみが止まらなくなることがあります。マスクをしていれば症状は軽くなりますが、アレルギー体質の方にとってはかなり厳しい仕事です。また家庭によっては動物を飼っている家もあります。猫や犬の毛なども丁寧に取り除かなければならないので、動物アレルギーのある方にはおすすめできません。
働き方
ホームクリーニングは一般的に、家庭に誰もいない時間を利用して行うことがほとんどです。そのため、家の人が仕事で外出している午前10時~午後3時頃がメイン勤務時間となります。私の場合、週に2日ほど、1日に2~5時間ほど空いた時間を活用して働いています。メインジョブの勤務時間が午前7時~午後2時または午前10時~午後8時なので、同じ日にセカンドジョブの仕事を入れるのは厳しいですが、メインジョブの勤務のない日にクリーニングジョブを入れています。午後2時まで寿司ショップで勤務した後にクリーニングジョブを2時間ほどできれば理想的なのですが、なかなかうまくいきませんでした。そのため現在は週6~7日働いていることになっています。週によっては10連勤以上になることもありますが、フルタイムではないのと職場環境が変わるため、想像よりきつくありません(*^^*)
雰囲気
チームメンバーは少数でとても仲が良く、和気あいあいと仕事に取り組んでいます。ジョブオーナーは私のメインジョブについてきちんと理解してくれており、メインジョブのシフトが出た後の空いた時間でうまく清掃の仕事を組んでくれます。空いた時間の有効活用ができ、普段はいることのできない家や関わることのできない人とかかわることができ、とても面白い仕事です。興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。基本的に家庭間の移動は各自ですることが多いので、自家用車の所持が応募条件となっていることが多いです。その点は事前に確認する必要があります。セカンドジョブは、メインジョブの時間とうまく合わせられる方にとっては、かなりおすすめの仕事です。セカンドジョブとしてのクリーニングジョブ、私は始めてよかったと思います。