ある日のこと、いつも昼過ぎまでには来てくれるGreen bin（オーガニック＝堆肥にする生ゴミ専用の緑色ゴミ箱）が待てど暮らせど回収されない…；

隣のブロックのビンは回収に来たらしく、すべて下げられているけど･･･我が家のストリートだけは未回収のビンが並んでいます。

どうやら、ストリートの出口が工事中で「通行止め」の為、ゴミ回収車が入ってこれず…そのまま忘れてしまったようです；泣

そのことをツイッターで呟いたら…親切なフォロワーさんが、あるサイトを教えてくれました！

今回はクライストチャーチのケースですが、ご紹介しますね。

主な家庭用ビン(ゴミ箱)の種類は３つ

クライストチャーチの「家庭用ゴミ箱」は主に↓の３種類です。

・Organics-Green bin(堆肥となるコンポスト用の生ゴミ専用ビン)

家庭から出る生ゴミ（野菜くずや食べ残し等）、ガーデンのゴミ（刈った芝、落ち葉、伐採した枝等）、ピザの箱もGreen binです。

入れない方が良いものは、貝殻、魚・肉の骨とＮＺのネイティブツリー「ギャベジツリー(写真参照)」の葉は分解されにくいので推奨されていません。

⇒毎週回収

・Rubbish-Red bin（一般ゴミ専用ビン）

加工された紙やリサイクルマークの無いプラスチック製品、破損した陶器、ガラス、金属等の一般ゴミ専用ビン。ＮＺにはゴミは焼却されず、すべて埋め立て（Landfill）処分されます。

ストーブの灰や木クズ、カットした木材も、このRed binです。

⇒２週間に１度の回収

・Recycling-Yellow bin（リサイクルゴミ専用ビン）

紙や段ボール、缶類、ガラス類、プラスチックボトル・容器等

⇒２週間に１度の回収

カウンシルのサイトからクレーム（Report）を送ることができる

教えてもらったのはChristchurch councilの公式サイト

https://ccc.govt.nz/

「サービスServices」のカテゴリから入ります。

Home ⇒ Services ⇒ Rubbish, recycling and organics ⇒ My bins

「My bins」の頁へ行くと「Bin not collected」の項目があります。

そこをクリックして開くと想定される「回収されなかった原因」がいくつか記載されています。例えば･･･

1. まだ回収車が来ていないのでは？（朝６時から夕方６時までの間に回収）
2. ビンのフタがちゃんとフラットに閉まっていないか、ゴミが溢れていないか？
3. 入れてはいけないモノがビンに入っていないか？
4. ゴミが入っているビンが重すぎないか？（７０㎏以上は回収不可）
5. 隣のビンや立ち木、power poles（電気配線が格納されているポール）から５０センチ以上離れて置いてあったか？

3.の場合は「入れてはいけないモノ」がチェックされたタグがビンに貼られていることがあります。もし、自分のビンだけが未回収で残されていた場合は、タグが付いていないかチェックしましょう。

これらの原因に該当するものが無く、明らかに「回収忘れ」と思われる場合は「Report」を送る事ができます。

Reportの注意点

クレームを出す前に２つの注意点があります。

• ゴミ回収日から４８時間以内に連絡すること。
• Report後、４８時間以内に回収に行くので、ビンを外の定位置にだしておくこと。

そしてReportする為には、カウンシルのアカウントを作る必要があります。名前とメールアドレス、パスワードを設定すれば簡単に作成できます。

ログインしたらReportを作成

まず、ロケーション（住所）を記入します。地図から選ぶこともできますよ。

その次の項目にはRed bin～とゴミ箱の種類が並んでいるので、どのビンを回収して欲しいのか？チェックを入れましょう。

その頁下にある「Next」を押すと…なんとReportが完了してしまいます！（初めて操作した時は次の頁があるのかと思って焦りました；）

でも、もし間違って入力していても大丈夫、訂正できます。Reportした項目の右端にあるEdit（ペンのマーク）をクリックすれば、前の画面に戻って訂正やキャンセルも可能です。

今回はクライストチャーチの「未回収ゴミのクレームの入れ方」をご紹介しました。各自治体によって異なると思いますがRubbish binは、カウンシルのサイトのサービスカテゴリに入っていると思われます。

この未回収Report他にも、ビンのサイズ変更や、壊れた時、盗まれた時などの対処法も記載されているので、時間のある時にチェックしておいても良いですね☆