持ち寄りやディナーに
ニュージーランドの手軽なファーストフードに挙げられるパイやソーセージロール。ガソリンスタンドやベーカリーには必ず売っています。このソーセージロールにはソーセージのフィリングを使うことからソーセージロールと呼ばれるようになったとの説があります。当然お肉を使ったものなのですが、これを野菜だけでも美味しく作ることができます。ソーセージミートのように動物性の脂が使われていないので、冷めても美味しいです。Pukekoが普段作っている手軽に手に入る具材でできるレシピを紹介します。
*冷凍のPuff Pastry Roll
冷凍のパイ生地が何種類か売られています。デザート用ではない無糖Puff Pastryを使用。平たい四角いシート状のものが5枚ほどパックになったものでも良いですが、Pukekoはロール状になったタイプが冷凍庫内で場所を取らないので、いつもそれを常備しています。
*冷凍のほうれん草
見たことがない人もいると思いますが、スーパーの冷凍ケースに売られています。和食のほうれん草の使い方には向いていません。おひたしなんかにはぐにゃぐにゃで適していませんが、シチューやパスタソースなんかに何か緑の野菜として冷凍のまま入れたりするようです。洗ったり下茹でなどは不要ですし、安いし、いつでも必要な分だけ使えるので常備しています。
*クリームチーズ
本来はリコッタチーズを使うことが多いのですが、クリームチーズの方が安いのでこちらをいつも使っています。もちろんリコッタでもOKです。
- <材料>
- 冷凍のPuff Pastry Roll 1本(パイ生地ロール、自然解凍)
- みじん切りのニンニク 適量
- 冷凍ほうれん草 350g (解凍して水分をしっかり絞る)
- クリームチーズ 250g
- パルメザンチーズ 1/2カップ(ベジタリアン用でも可)
- 卵 1個(パイ生地に塗るために少し卵黄をよけて)
- パセリ 適量
- レモンの皮 適量(なくても良いがあるとフレッシュな香り)
- 塩、胡椒 適量
- <作り方>
- 1)冷凍のパイ生地をベンチトップの上に置いて自然解凍しておく。
- 2)ボールに水気を絞ったほうれん草、柔らかくしたクリームチーズ、ニンニク、パルメザン、卵、パセリ、レモンの皮を入れてヘラで混ぜる。好みで塩胡椒で味調整。
- 3)まき寿司を巻くように具を巻き込んで巻き終わりを止める。
- 4)ソーセージロールのように4cmくらいの長さに切って良いし、2cmくらいに薄くスライスしても良い。よけておいた卵黄に少し水を混ぜてはけでパイ生地に軽く塗る。焼き時間はパイ生地のパッケージを参考。具には肉が入っていないので、軽く茶色に色付けばOK。
Pukekoはロール状のパイ生地に具を巻いて、3cmほどくらいの厚みに切って、上から軽く手で押して焼きます。そうすると焼き上がりは写真のようになります。具は冷凍のほうれん草を使っていますが、あまり水っぽくない野菜でも入れ替えができるかもしれません。カレー粉なんかで味変をつけても面白いでしょう。
お肉を使っていないので、冷めても食べやすいです。ピクニックや持ち寄りにも適しています。パーティーにも人気のソーセージロールですが、ベジタリアンには勧められない一品ですよね。でもこれだとお肉を食べる人にも好評で、多めに作ってもあっという間に消えてしまいます。野菜が嫌いな子供には、トマトソースをつけて渡すと気がつかないで食べてくれます。冷凍のパイ生地とほうれん草を常備しておけばいつでも作れます。ぜひお試しを!
サラダと合わせて晩ごはんにも
-Happy cooking!
Pukeko