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南アフリカの健康茶ルイボスティー

”奇跡のお茶”といわれているお茶のご紹介

今では日本でもおなじみのルイボスティー。ブッシュティーとも呼ばれています。ニュージーランドでもよく見かけるお茶で、特に健康志向のキウィに人気のノンカフェインのお茶です。このルイボス、実はすごく稀な植物なのをご存知でしたか?一般的なお茶の葉は、世界中の温暖な気候の土地で栽培されていますが、このルイボスは南アフリカのケープタウンの北にあるセダルバーグ山脈にしか生えていません。乾燥地で、なおかつ気温差が30度以上の土地にしか生息しないので世界中でここでしか育たないそうです。

南アフリカでは大昔から”奇跡のお茶”と親しまれてきた飲み物で、今では年間12,000トンが生産されています。このうち50%は海外へ輸出されています。クセの少ないまろやかな甘みがあり、ノンカフェイン。子供から妊婦さんまで安心して飲めますし、食事と共に飲んでも鉄分の吸収を妨げません。南アフリカでは、このルイボスティーにミルクや砂糖を混ぜてミルクティーにして飲むの一般的だそう。ルイボスティーには皺やシミなどといった老化現象の原因となる活性酸素の働きを抑えるSOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)が含まれていることを筆頭に、抗酸化作用があるともいわれており、コレステロールや血圧の抑制、整腸作用や便秘にも効果があるそうです。他にもカルシムやマグネシウム、鉄や亜鉛のミネラルが豊富に含まれており、体内の余分な老廃物や水分を排出しやすくしてくれる働きもあるので、デトックス効果もあるようです。

ポットやカップにお湯を注いでホットで飲むのも良いですが、麦茶のように冷やしても美味しく飲めます。冷やすとさらにスッキリとした味になり、いくらでも飲めます。ちなみにルイボスのティーバッグをお湯に入れっぱなしにしていても苦味や渋みが出ません。職場や学校でキッチンアクセスのない方は、お湯とティーバッグを入れた水筒を持参すれば、一日中ルイボスティーが楽しめますね。

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伝統的なルイボスティーや生姜の入ったものなどバラエティがあるので、色々試して飲みやすいものを探してみてください。

Happy drinking!
- Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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