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1人分でも買えるケーキ “ラミングトン”

ミングトンの由来知ってる?

 

ラミングトン、このどこかの町の名前の様なお菓子は、ニュージーランドのスーパーでも街のベーカリーでも見かける一般的なデザートです。お店は違っても、どこでもほとんど同じ様な形で売られているラミングトン。1つでも買えるので、ケーキが食べたいけど、一人分のケーキを買うのも、、、という時はラミングトンは便利です。

なぜこういうお菓子になったのでしょうか?ラミングトンはもともとオーストラリアのお菓子です。ラミングトンは四角いスポンジにチョコレートソースをかけ、その上にココナッツをまぶしています。それによってケーキの表面はチョコレートソースが染み込んでしっとりしていて、中はふんわりしたスポンジケーキになっているのです。スポンジの間にジャムが挟んであるラミングトンがありますが、これはオーストラリアの正式なラミングトンのスタイルだそうです。間にホイップクリームが挟んであるものもありますね。ピンクのラミングトンもありますが、これはストロベリーソースにディップしたタイプです。

このラミングトンという名前は、1896年から1902年の間 Governor of Queensland に仕えていたLord Lamingtonから由来したものです。1901年にうっかりケーキをチョコレートソースに落としてしまい、そのまま無駄にするのがもったいなくて、Lord Lamingtonが
「ココナッツでカバーすれば良いのでは?」
と提案し、このラミングトンが生まれたといわれています。そんな偶然からできたお菓子が何百年も経った今、私たちのおやつになっているなんて面白いですね!

最近のリサーチでは、実はラミングトンはニュージーランドが発祥だともいわれているそうです。名前もウエリントンだったとか!今のところどちらが先はパブロバ同様不明ですが、美味しいんだからいいんじゃないの?というのがPukekoの感想です。まだ食べたことがないという人は、ぜひ試しててください。コーヒーにも紅茶にもよく合いますよ。

lamington

スーパーで買ってもケーキ屋さんもほとんど同じデザインのラミングトン

 
Happy eating!
- Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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