ニューーランドから3時間45分ほどで行ける、南太平洋に浮かぶサモア。
典型的な高温多湿の熱帯海洋性気候で、雨季(11月~4月)、乾季(5月~10月)に分かれており、平均気温は26~27度で、暑い季節は30度を超えることもあるそうです。
サモアの特産物の一つ、KOKO SAMOAって聞いたことありますか?
サモア産のカカオから作られるサモアのオリジナル・ココアです。
KOKOは、サモア語でカカオです。日本のココアのような飲み物です。
サモア人に愛飲されていて、日本の家庭で飲むお茶のような感覚のようです。
ココサモアを作る工程は、カカオの実を取り出して、それを黒くなるまで煎り、そのあとに、オイルがにじり出るまですりつぶしていき、一つの塊になったら、冷やして固めて完成するそうです。
この時点で砂糖などは一切加えらていません。
カカオの実がゴロゴロ入っていて、ほろ苦いカカオの匂いがします。
ココサモアの飲み方
ココサモア | 塊は約75グラムですが、 4分の1を使用 |
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水 | 1.5リットル |
砂糖 | テーブルスプーン すりきり4杯 |
牛乳 | お好みで |
ココサモアはかたまりになっているので、4分の1ほど、砕いておきます。
鍋に水を入れて沸騰したら、ココサモアを入れます。
ぐつぐつと煮込みます。(約15分から20分)
全体に溶けたら、ここで砂糖をくわえます。(カカオの粒々は溶けなくでもOKです)
カカオの実が小さく入っているので、完全には溶けませんが、飲むときにつぶつぶは残してもいいですし、かじっても風味があっておいしいです。
お湯でココサモアを溶かしている時に、調理前のお米を入れて、ぐつぐつ煮込むと、ココライスプディングを作ることもできます。
作ったココアは2~3日は冷蔵庫で保存できます。残りのココサモアの塊は、冷蔵庫で保管して下さい。
抗酸化作用があると言われているココサモアは、Dairy Shopでも、果物や野菜などが売られているミニスーパー(Superette)$6~$8で購入することができます。
カカオの香りが広がるココサモア、一度試されてはいかがでしょうか!