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知ってますか?オイルの使い分け

スーパーのオイルコーナーにはたくさんのオイルが並んでいますね。なんだかわからないのでいつも使うのは、日本でも知られているキャノーラオイルだけなんて人も多いのでは?ということで、今日はオイルについて調べてみました。

キャノーラオイル

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まず日本でもおなじみのキャノーラオイル。キャノーラオイルは菜種油の一種なのですが、カナダで品種改良後健康に害のあるエルカ酸やグルコシノレート減らすことに成功し生まれたオイルです。加熱に強いので揚げ物に使われたり、風味も飛びにくいのでそのままで使うことも多いです。

ソイビーンオイル

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ソイビーンオイル、大豆油ですね。名前の通り、大豆から採取されている油です。もっとも代表的な植物油で、マヨネーズやブレッドスプレッドの原材料の一つとしてもよく使われています。匂いが少ないので天ぷらにも適しています。食用以外にも使われることが多く、石鹸や塗料などの工業製品にも使われています。

ピーナッツオイル

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東南アジア料理によく使われるピーナッツオイル。これは調理のためだけでなく、調味料の一部にも使われることが多いオイルです。加熱限界温度が他の植物オイルよりもかなり高いので、高温度での揚げ物や調理に適しています。日本では見慣れないオイルですが、ニューシーランドでは安価で手に入ります。オイルの主成分はオレイン酸、これには血液中の悪玉コレステロールを下げて、血液を浄化する作用があります。ナッティーな風味を生かして、エスニック料理に使ってみてはいかがでしょうか?
※メニューにピーナッツと書かれていなくてもピーナッツオイルを使っていることもあるので、ピーナッツアレルギーの方はご注意。

サンフラーオイル

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次はひまわりの種から採取されるサンフラーオイル。香りに癖がないので料理の味付けを邪魔しません。熱にも強いです。保湿や美容関係によく使われるオイルでもあります。スキンケア、アロマオイル、抽出液を作成するベースにも人気のオイルです。髪のダメージをケアするのにも向いているそうです。匂いがないため、ヘアオイルとして使う人もいます。肌質を選ばないので保湿オイルとして使う人もいます。
※べに花油のサフラワーオイルとは別物です。

ライスブランオイル

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最後はライスブランオイルです。値段も安く、賢いオイルです。Pukekoはこのオイルをよく使います。米ぬかから抽出されるので、日本では米ぬかオイルとも呼ばれているそうです。コレステロールを低下させて、細胞や血管、血液が酸化するのを防ぐそうです。調理にも適していますが、ドレッシングやマリネにも使えます。またアンチエイジング対策にも人気のようです。

ポイント

オイルにはそれぞれ特徴があり、ご家庭でどんな油の使い方をするかによるかと思いますが、なるべく透明でない光を通さない容器に入ったオイルを選ぶ方が良いようです。サンライトはもちろんですが、お店の照明などを受けていてもオイルはダメージを受けます。

 
Happy Cooking!

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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