お魚天国ニュージーランド
日本と同じように四季があり、地形や気候も日本ととても良く似ているニュージーランド。海の中の生態系も日本の海に良く似ていて、天然真鯛や鯵やヒラマサなど日本でもおなじみのお魚が良く釣れます。
ニュージーランドに釣りを目的に移住してくる人も少なくなく、私自身もこの海の幸の豊かさに引かれてNZ移住を決めた一人です。
ニュージーランドの魚影は大変濃く、糸をたれれば簡単に魚が釣れる釣り天国です。今回は初心者の方でも釣りをはじめられるように基本的情報をまとめてみます。
まずは道具を揃える
釣り好きの人が多い国だけあって、釣具屋やマーケットには高級な釣り竿も数多くそろえられていますが、防波堤から晩ご飯のおかずになる魚を釣るのであれば、wearhouseやK−martに売っている15ドル前後の初心者釣りセットの竿でも十分です。
ただ、針にはこだわった方が釣果に大きな差がでます。おススメは日本製のサビキ。釣具店でも日本製の物を売っている事がありますが、日系の100円ショップでも入手可能です。
エサにはお金をかけない!
ガソリンスタンドや釣具店では釣り用の冷凍エサを売っていますが、比較的値段が高いので、わざわざ高い釣り用のエサを買い求める必要はありません。エサはスーパーマーケットで売っている安い臓物系の肉や、特売の魚介類等がエサになります。
おススメの釣りポイント
オークランド市内からのアクセスが簡単で、日本人の大好きな鯵やアオリイカも釣れるポイントとして2カ所あげられます。
- デボンポート フェリーターミナル裏
- オラケイ桟橋
狙う獲物はこれ!
サビキ釣りでは鯵、カーワイ、スポッティー(ベラ)、ウキ釣りではサヨリ、エギ釣りではアオリイカなどが狙えます。
サイズと数の制限には気をつけて!
ニュージーランドの釣りのルールではキープしても良いサイズや1日に釣り上げても良い数が制限されている種類の魚がいます。鯵やカーワイにはサイズ制限がありませんが、真鯛には制限があります。頭の先からしっぽの付け根までが30㎝以下の真鯛はすぐりリリースしなければなりません。防波堤からの釣りでこのサイズをクリアーするのはなかなか難しいので、真鯛を釣り上げた時は速やかにリリースしましょう。
釣りたての魚を晩ご飯で美味しく頂きましょう
釣りたての魚をさばいて頂くのは最高です。お刺身、お寿司、鯵のたたき、なめろう、塩焼き、唐揚げ、南蛮漬け、もし沢山とれた場合には、干物にして長期保存する事も可能です。折角頂いた命を最後まで美味しく食べ尽しましょう。次回は魚の裁き方をご紹介します。