Auckland Council主催の植樹ボランティアTree Planting Dayに参加しました!
週末ボランティア“Tree Planting Day”レポート
Auckland Council主催の植樹ボランティアTree Planting。この活動は、雨が多く、植えたばかりの植物にとって最適な季節の冬にReserveや公園に植樹する活動で、ノースショア、ウェスト、サウスオークランドなどオークランド内の幅広い地域で行われています。
参加はとても簡単で、eventbrite (https://www.eventbrite.co.nz)のサイトからAuckland Council主催Planting Day で無料のオンラインチケットを購入し、指定の時間に現地集合するだけ。当日、シャベルと手袋を貸してもらえるので、動きやすい服装に長靴、飲み水を持参すれば誰でも気軽に参加することができます。
初めて参加する人もAuckland Councilのスタッフが丁寧に植え方を説明してくれるので大丈夫。既に何度か参加しているので植え方はもう知っているよ!という人は早速散らばって各々植え始めます。
ノルマなどは一切なく、配置された苗を自分のペースで黙々と植えていきます。可愛らしい形をした葉っぱの苗木や長ネギのような苗など、植える木苗の種類は様々。普段何気なく通るReserveにはこんな草木が植えてあるのかと植物の知識や愛着も増えていきます。
私が参加したのはSouth AucklandのMangere Bridge にあるAmbury Regional ParkのPlanting Day。
初回のボランティア活動がとても楽しかったので、別の日程で行われた2回目のAmbury Regional Park のTree Planting Dayにも参加しました。
同じ会場に参加しても毎回植える場所や苗の種類が違うので飽きることはありません。違った景色を見ながら広大な敷地での土いじりは開放感にあふれ、とても楽しめます。
1回目の場所◎池の周り◎
対岸に見える山の景色と野生のPukekoを眺めながら木を植えていきます。
池のすぐ近くは地中に大きな岩が多いのに加え、水分をたっぷり含んだ土が重いので、植えるのが大変でした。
お子さんとの週末のアクティビティーにはもちろん、環境について学ぶのもよし、軽い運動として楽しむもよし!多くの家族連れの姿もありました。
この回に提供された苗木はまるで稲。小学校での田植え体験を思い出しました。植物の名前がわからないので写真に撮っておき後で調べるようにしています。ニュージーランドや南半球ならではの野草もあり、それを植樹することは、この活動ならではの体験です。
2回目◎遊歩道沿いとその周辺◎
土が柔らかかったので掘りやすく、提供された木が種類豊富で様々な種類の木の苗を植えることができました。
植える作業自体は難しくありませんが、土を掘って植えて整えて…という作業を繰り返していくと想像よりも体力を使います。まるで有酸素運動のトレーニングのよう!
野生の鳥が掘り返してしまうので、根はしっかり固めます。この日はお天気もよく風もさわやかで、参加者も多く、作業はどんどん進みました。
お疲れ様です!約3時間の作業はお昼ごろに終了し、バーベキュートラックで焼かれたSausage Sizzleが無料で配られます。焼きたてのソーセージをパンで挟んで食べながらほっと一息つくと充実感と程よい疲労感が溢れます。
「今日植えた苗、早く根付き元気に育つといいな!」
7月、8月のTree Planting DayのスケジュールはAuckland Council、Auckland ParkのFacebookページやeventbriteのサイトで公開されています。
ここ数年の間に豪雨災害が多くなったオークランド。私自身も雨の降り方も変わってきたことを感じます。この活動も植樹で緑を増やすことを目的としていますが、水害被害の草木の再生や土壌の改善に役立ち、これから多くの動植物を守っていくはずです。
ご家族やグループで、お友達との2人組、1人で参加されている方もいます。
ぜひ、皆さんも冬の週末にボランティア活動に参加してみてはいかがでしょうか!