トイプードルのブリトーは、自身のインスタグラムアカウントを持ち3,000人を超えるフォロワーを持つ人気の犬。オークランドの公園で迷子になったが、11日後無事に見つかり飼い主と再会した。
ブリトーはひもを外して犬を遊ばせるセクションで、他の犬と遊んでいる時に姿を消した。
飼い主のグレイスさんとアイサックさんは、ブリトーが臭いをかぎわけることを期待して一晩公園でキャンプまでしたが、見つけることができないでいた。
SNSで人気のあるブリートーの行方不明を知った愛犬家たちが、この公園に集まりブリトーの捜索に協力した。
その中のリサ・ウェブスターさんと友人のアマンダ・テ・ワケさんによりブリトーが発見された。
「アマンダは飼い犬のオーディンと一緒だったので、ドッグパークからは離れて歩いていました。小川の流れにそって歩いていた時、反対側の川岸にちらっと何かが動くのを見ました」とリサさんは、その時のことを語る。
「私はとっさに、『見つけた!ブリトーよ!』と叫んでいました」
体を泥と枯葉でおおわれたブリトーを保護し、飼い主のグレイスさんに電話した。
「ブリトーをジャケットにくるんで、抱き上げました。水をあげようとしましたが、何も欲しがらず、ただただ震えてたところ、飼い主が走ってやってきたのを見て、さかんにしっぽを振り始めました。感動的な光景でした」とリサさん。
愛犬に再会したグレイスさんは涙ながらに2人に感謝した。
11日間で小さなブリトーの体重は1キログラム減っていて、ひどい脱水症状を起こしていた。様子見のために獣医で一晩を過ごす。
「これでブリトーを家につれて帰れば、やっと心の平安が戻ってきます」とアイサックさん。