この犬の名はハクスリー。ハクスリーの飼い主は、自身の船のロープを確認していたとき、ボートとそこに乗っていたハクスリーが沖に流されてゆくのに気付いた。
ボートはハクスリーを乗せたまま、約400メートル流された。
連絡を受け、ハクスリーを救助したのは警察海洋ユニットのアクティングサージェント、ジェス・ジェンデン氏。
「ハクスリーは人懐っこくて、われわれ救助隊を見つけるとうれしそうでした。天気もよかったし、きっと太陽と海を楽しんだでしょう。私たちも犬のスキッパーに会ったのは初めてです」とジェンデン氏。
岸に戻りついたハクスリーは、無事飼い主と再会した。ボートを楽しんだようだったけれど、やっぱり陸に足がついて安心した様子だったとのこと。