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ニュージーランド温泉情報 ~ロトルア周辺秘湯めぐり~

ニュージーランド温泉情報 ~ロトルア周辺秘湯めぐり♪~

温泉天国ニュージーランド♪

日本と同じように環太平洋火山帯に属するニュージーランド。地熱発電や、エビの養殖での地熱利用など、様々な分野で地熱の恵みを利用しています。日本人にはたまらない温泉の恵み!北島から南島まで泉質の異なる様々な温泉がありますので、『ニュージーランド温泉情報』と題し、不定期にご紹介して参りたいと思います。

温泉の密集地帯ロトルア

オークランドからの週末旅行でも行けるロトルア・タウポ一帯。ここは地熱発電所が設置されるほど地熱が豊富なエリアです。陸路でロトルアに向かうと市街地に入ったとたんに硫黄の香りに包まれます。ロトルアの温泉は硫黄温泉。日本でもおなじみの硫黄の香りが温泉気分を盛り上げてくれます。

まずは宿付きの温泉でひとっ風呂!

ロトルアには温泉付きの宿が数多くあります。宿によって温泉の有無、形態、使用料など様々ですので、折角なら温泉無料で入り放題の宿を選びましょう。私の定宿はSPA LODGというバックパッカー。とてもリーズナブルな宿泊施設なのに、源泉は90度以上の天然温泉。地下からくみ上げ、適温に冷却してから露天風呂に使用しています。もちろん100%源泉掛け流し!加水はないため温泉成分が非常に濃く、冬でもぽっかぽかに暖まる天然温泉が入り放題です。また冬場はこの温泉熱を利用した温泉暖房で館内が暖められています。

朝一番の入浴に使われる前の温泉水を分けてもらい、温泉卵を作りました。これが絶品!気心の知れた仲間と過ごす癒しの温泉宿です。

無料の足湯をハシゴしよう!

無料の足湯

宿が決まったら、ロトルアの市街地を散策してみましょう。温泉街ロトルアには足湯を楽しめるスポットが幾つか有ります。私の一番のお気に入りは、クイラウパーク内の無料の足湯場。散策で疲れた足を休めるのにちょうど良い休憩所です。クイラウパークは入場料のかからない無料の公園で、公園内の至る所で泥温泉が涌き出す様子を見学することが出来ます。

毎週土曜日には週末市がたち、マオリ独特のパンを売る屋台など、他の町ではお目にかかれない食べ物もあり楽しく散策することが出来ます。クイラウパーク内にも幾つかの足湯場があるほか、長距離バスの発着場所となるロトルアインフォメーションセンターの目の前にも足湯があります。

メインはやっぱり天然の秘湯めぐり♪

宿の湯も無料の足湯も素晴らしいけど、やっぱりロトルア湯めぐりのメインイベントは市街地を少し離れた森の中や谷底にひっそりと湧く秘湯めぐり!ロトルア・タウポ周辺には無料で楽しめる天然温泉も数多く存在しています。ファームの中にぽっかりと湧いた牛見風呂や、天然滝壺温泉など数々の名湯がありますが、本日はその中でも私的に厳選したベスト3をご紹介します。

Kerosene Creek

Kerosene

オークランドからタウポに向かう幹線道路5号線から少し外れた森の中に涌く天然の滝壺温泉です。川全体が38度~40度ぐらいのちょうど良い湯加減になっています。森の中でせせらぎを聞きながらの湯浴み。至福の一時です。

Waiotapu Stream

Waiotapu Stream

ケロセンクリークから5号線に戻り更にタウポ方面に車を走らせ、ワイオタプサーマルランドのすぐ手前の小道を入ったところにある天然川温泉。こちらは源泉からの熱い湯の川と普通の冷水の川がちょうど合流している地点。少しのぼせてきたら、川側によって泳ぎ、クールダウンしたらまた源泉の方に寄りぽかぽか温まる。エンドレスの極楽温泉浴が楽しめます。

Waikite Valley

Waikite Valley

Waiotapuからワイキテバレーロードに入り、どこまでも谷を降りて行くとWaikite Valleyに到着します。こちらは入園料が必要な温泉施設ですが、園内には野性的な源泉の川が流れ、日本のような露天風呂(水着着用)、木のぬくもりが暖かい家族風呂、子供も楽しめる温泉プールもあり1日いても飽きません。

記者プロフィール

とらこ

とらこ

『NZにない物は自家製で作る!』をモットーに、平日は会社員、休日は自然の中での半自給自足生活を満喫中♪
ブログ:ニュージーランド半自給自足生活

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