アジア人ならお米を自分で炊く機会も多いですよね?!
私は1週間に1回、まとめて炊いて小分けにし冷凍しています。
毎回洗うたびにお米のとぎ汁、2回目と3回目分を別容器に保存し再利用しています。
お米のとぎ汁にはビタミンB1、B2、E、ミネラル、脂質(セラミド)などお肌に良い美容成分が多く含まれています。
- ビタミンB1は、エネルギーの代謝を助けます。
- ビタミンB2は、肌にハリを与えます。
- ビタミンEは、抗酸化作用が働き、肌の老化を防ぎ、血行を良くします。
- ミネラルは、肌の調子を整えます。
- 脂質(セラミド)は、高い保湿力があります。
お米をとぐ時、1度目は米に付いた汚れを軽く水で洗い流し、2回目と3回目のとぎ汁を別の容器に入れます。
とぎ汁を入れた容器は、冷蔵庫で1日置いて、2層になるまで待ちます。
2層になったら、底に溜まった白いクリームと上澄みを別にします。
フェイスパック・ボディパック
2層になったお米のとぎ汁の底に溜まった白いクリームを使います。
清潔な顔や体にそのまま乗せて優しくマッサージするのもお勧めです。
きめ細かい美容成分たっぷりの微粒子が、お肌をすべすべもっちりにしてくれます。
小麦粉やハチミツを混ぜて使うのもお勧めです。
小麦粉や米粉は、とろとろとしたお米のとぎ汁を少し固くし、流れ落ちるのを防いでくれます。
顔や体の洗浄剤
2層になったお米のとぎ汁の上澄み液を使います。
米ぬかが含まれたお米のとぎ汁には、天然の界面活性剤が含まれています。
そのまま顔や体を洗えば、天然の洗浄剤として、肌の汚れを優しく落としてくれます。
赤ちゃんの体を洗うのにも最適です。
ガーゼに上澄み液を染み込ませ、優しく撫でるように洗ってあげましょう。
化粧水
2層になったお米のとぎ汁の上澄み液を使います。
とぎ汁をそのまま手に取り、顔や体にパッティングするだけです。
ビタミンやミネラルなど多くの美容成分が含まれているだけでなく、油分も含まれているので、保湿の効果もあります。
ヘアケア
2層になったお米のとぎ汁の底に溜まった白いクリームを使います。
フケやかゆみなどの頭皮環境を整え、髪のパサつきを改善してくれます。
濡らした頭皮と髪にマッサージをしながら、白いクリームを塗り込んでいきます。
シャンプーの前でも後でも大丈夫ですが、お米のとぎ汁には消臭効果もあるので、加齢臭が気になる方は、シャンプーの後がお勧めです。
※お米のとぎ汁は、長期保存出来ませんので、出来るだけ早く使いきりましょう。