ワーホリで来られた方は、まず日本語の求人サイトやFacebookグループで仕事を探されるかと思いますが、それでも見つからない場合、現地の求人サイトで仕事を探し始める方も多いのではないでしょうか。
そんな方々に向けて、今回は現地のウェブサイトで仕事を探す際のヒントをいくつかお伝えしようと思います。
「ワーホリでニュージーランドに渡航したものの、なかなか仕事が見つからない」という声を多く聞きます。
今、ニュージーランドは不景気で、多くの企業が求人の募集を出し控える傾向にあり、実際に求人数は昨年に比べて3割ほど減っています。こういう厳しいマーケットでも、一生懸命に仕事を見つけようとされている若い方々、ぜひ頑張ってください。
ニュージーランドはこれから夏に向けて、ツーリズムやフルーツ畑などの季節労働が少しづつ増えていくと思います。
今回はそういう現地の仕事を探す方法をお伝えします。
【現地の求人サイト】
ニュージーランドでの求人サイトは、「Seek」や「Trade Me Jobs」などがあります。
いずれも、現地の人向けの求人が掲載されており、ほとんどが長期雇用を前提とした、フルタイム、パーマネントの求人になっています。
ワーホリなど比較的短い期限のビザで仕事を探す場合、ポイントは仕事のタイプを Part Time / Contract / Temp などにしぼって検索してみることです。
例えばSeekであれば「Work Types」、Trade Me Jobsであれば「Job Type」という検索項目がありますので、そこで希望の仕事のタイプを選ぶことができます。
それ以外にも、勤務地やキーワード検索もできます。例えばカフェやレストランでの仕事を探したい場合は、「Hospitality」や「Cafe」などのキーワードを入れると、希望に見合った求人が探しやすくなります。これらの絞り込み機能をうまく使って、応募できそうな求人を探してみてください。
そして現地での仕事に応募する場合は、きちんとした英語で、英語が母国語の現地の人に混じっても見劣りしないCVとカバーレターを準備しておくことが大切です。求人は一発勝負です。送付するCVで、自分の良さや価値を相手に充分に伝えられるようにしておきましょう。
【それ以外のプラットフォーム】
上記のサイト以外にも、仕事のタイプに特化したサイトがいくつかあります。
例えばフルーツピッキングを希望する場合は、「Fruit Picking Jobs New Zealand」、インターンを希望の場合は「Internship New Zealand」などと検索してみると、色々なサイトが出てきます。ボランティアの仕事なども同じようにして特化型のプラットフォームを探すことができます。
インターネット上には様々なサイトがありますが、求人数が多いサイトほど信用ができると思いますので、そのあたりをきちんと見極めて選ぶようにしてください。
厳しいマーケットですが、若い皆さん、本当によく頑張っておられると思います。せっかく意志を持って海外に出て来られたのですから、海外でしかできない挑戦や体験をたくさんして、一つでも夢を叶えて欲しいと思います。今しかできない経験を、どうか楽しんでください。
Sally OTAKE(公認キャリアコーチ)
NZの上場企業などにて人材管理やマネジメントを10年以上経験。現在は海外キャリアコンサルタントとして、仕事の探し方から履歴書、面接のアドバイスまで実践的にサポート。お客様の満足度100%を保っている。
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