まず。なぜ牧場かというと「ただ単純に牛が好きだから。」笑
家が牧場なわけでも、将来牧場をやりたいわけでもなく、海外のだだっ広い牧草地で、カウボーイなんてやりながら、犬を相棒に、(テレビでよく見るやつ)牛と働けるなんて最高じゃーん!なんていう軽い気持ちで、ノコノコやってきました。
仕事探し
Facebookの「NZ dairy farm」と言うグループを基本に、いろんな求人にCVを送ったのですけれど、もちろん英語が喋れない私は、ニュージーランドのファーマーの訛り英語など理解できる訳もなく、見事に面接で惨敗しました。時には「君は最初に英語を勉強した方がいいよ、」なんて電話をきられてしまうこともニュージーランドの牧場で働いた経験がない。と言うのも一つの理由でした。100件ぐらい格闘して手に入れた仕事は、Ashburton と言う田舎町で2000頭もの牛がいる牧場での仕事でした。
仕事内容
まず初めの週は、1000h近くある牧場の地図を覚えることでした。ちなみに電波はない。笑
その莫大な土地を二輪バイクで走ります。
自転車しか漕いだことがない私にボスは「ここがクラッチで、ギアはここね、これ押しながらやったら進むから、じゃ、やってみて」(本当にこんな感じだった)と言い置き去り、、、、最初の週は、こけてできたアザをみんなに笑われたな〜笑
それから、トレーラーの上から牧草地に少しずつ藁を落としていく作業。
とにかく大変でした。この藁が重い重い。さらにトレーラーはトラクターに繋がっており、常に動いているので、2mの高さでバランスを保ちながらの作業です。
私以外はムキムキマッチョなゴリゴリお父さんたち。
「朝は寒いからね、準備運動にちょうどいい」なんて、大汗かいてゼーゼーしている私の横で、余裕かましておりました。

そのほかにも、牧草地に電流の入ったフェンスを繋いだり、牛のミルクを絞ったり、子牛にミルクをあげたり、、、目まぐるしくすぎる日々に、毎日の眠りも早く深なります。

それでも私には楽しくて仕方なかったなー、日本では味わえないようなワイルドさと、常識の範囲を超えたクレイジーに驚きながらもワクワクしておりました。
田舎の大牧場で日本人一人、たくさんの牛と働いていた、ただの牛好きです。
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