ニュージーランドは多国籍国家だと思います。
私は三年間住んでいて、ニュージーランド人の友達よりも、他の国の国籍を保有する友達の方が多いです。
そんな文化の違いの中で、やはり話題に出るのは「食」について!
お互いの国の料理をシェアしあったり、お食事会に招かれたり、、、また、町にあるレストランも多国籍なものが多いと感じます。
私が今ままで聞いてきた各国の美味しいご飯について少し紹介していけたらいいな。と思います:)
英語では「comfort food」と呼ばれる、思い入れがある故郷の味。や慣れ親しんだ味。
ニュージーランド
まずニュージーランド人に聞いたところ、パイ、フィッシュ&チップス、マーマイト、とある中で私の思い入れにあるのがfairy bread
こんな感じの見た目をしています。食パンにバターをぬり、その上からスプリンクルを振りかける。
子供の誕生日に用意するのが昔からあると、聞きました。
時々、このフェアリーブレッドのTシャツとかを見かけたりするし、大体どの人に聞いても「あー!懐かしい!」という反応をするから、みんな小さい頃に経験した味なのかもしれないです:)
味は、シンプルな甘さ(笑)それでも見た目の可愛さに、つい作って披露してみたくなります。
南アフリカ
次は南アフリカ人の家族に教えてもらった(ニュージーランドで手に入る)comfort food
味はカルアミルクみたいで結構アルコールは強いのですが、彼らは氷を入れてそのままロックで飲むのが好きみたいです:)私も以前一本プレゼントしてもらった後ハマり、自分で買って、アイスにかけたり、デザート酒として楽しんでいます。
そしてスーパーでも売っている、スパイスがふりかかったビーフ(鹿)ジャーキー。
彼ら曰く、その家庭家庭に味の違いがあり、自分達でアレンジを加えるのが楽しいそうです。
私は彼が自分達で作った、ビルトンぐをもらったのですが、これまたクセになる美味しさ!いつか自分で作ってみたいものです。
イスラエル
私が同居していた、イスラエル人のカップルにはよくshakshukaをお裾分けしてもらっていました
これまた美味しいのですが、自分が作るのには難易度が高そう、、
ということで覚えたのが、イスラエルの人が食べているというサラダ!
トマト、きゅうりを小さくきり、レモンジュース、塩胡椒、オリーブオイルをかけて完成する簡単さにもかかわらず、さっぱりしていて止まらない美味しさなんです。
本当はもっとハーブを入れたり、アレンジをしたりするのみたいですが、これだけでも十分美味しい!
南アメリカ
最後はチリとアルゼンチン
彼らにcomfort foodは聞かなかったのですが、彼らに披露してもらったパンやピザが本当に美味しいのです!
仕事おわりに作り始め、その日の夕食には簡単に食べられると聞き、私も挑戦してみたのですが、すごく難しかった
捏ねて、発酵させて、焼くまでの工程が大変なのに思ったようにモチモチにならない、、、
毎日作っているという彼らには、とうてい及びません。
それをみかねて(?)もらったのが、piscoというお酒。
味はウイスキー、piscolaと言ってコーラを混ぜて飲むカクテルが有名らしいです。
日本食ももちろん大好きなんですが、ニュージーランドに来てからは、日本食以外の本当の美味しさを知れた気がします。
私は人が教えてくれるその土地の食べ物を知るのが大好きです。
食べ物や、飲み物を通じて、さまざまな文化や、思い出も一緒に入ってくる。彼らがcomfort foodを通して感じる温かさで、私までもポカポカになります。
さらには、これから彼らと離れてしまったとしても、教えてもらった食べ物を通じて、友情を思い出すでしょう。
私は、料理が特別得意なわけではないけれど、いずれ自分のcomfort foodが出来上がるのなら、日本食を含めいろいろな国の料理が混ざっているかもしれません。
それは何より、多国籍国家ニュージーランドで住んでいるからこそ得た、私の思い出深いcomfort foodになるのではないかな、と思います。
田舎の大牧場で日本人一人、たくさんの牛と働いていた、ただの牛好きです。
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