ビルが建ち並ぶシティをすこし離れると、そこには緑がいっぱい。のんびりくつろげる場所がたくさんあります。

そびえ立つスカイタワー

オークランドのシンボルと言えばシティ中心部にそびえ立つ地上330メートルのスカイタワー。オークランドは、中心部といっても東京のような大都会ではありません。メインの通りとその付近に少し高めのビルがズラリと並んでいるようなイメージです。

北海道の小さな田舎からでてきたわたしにとっては高いビルが並んでいるだけで「都会」というイメージではありますが、シティ中心部からでも空を仰げば四角い小さな空ではなく広々とした大きな空が見渡せます。

スカイタワーではバンジージャンプをすることも出来ます。バンジージャンプは自然の中で行われるイメージが強いですが、街の中でのバンジージャンプは見るからにコンクリートばかり。ある意味、自然の中のバンジージャンプより怖そうな気がします。スカイタワーの近くを通るとたまに悲鳴が聞こえてきます。

シティのど真ん中、図書館のウラには噴水のある大きな公園

ビルやショップが建ち並ぶメインのクィーンストリートから外れて行くとアルバートパークという公園があります。噴水のある大きな公園で、ここからもスカイタワーが見えます。噴水で遊ぶ子どもたち、ヨガをするグループ、ベンチで日向ぼっこをする老夫婦…それぞれの過ごし方で楽しんでいます。のんびりと本を読んだりするのも良いですね。日差しが強いので、外出時には日焼け止めと水分補給を忘れずに。

フェリーでたったの１０分。小高い丘からシティと自然を一望

オークランドからフェリーで行ける場所のひとつに、デボンポートという地域があります。シティからたったの１０分。デボンポートにはマウントビクトリアという小高い丘があり、登ってみると対岸にオークランドシティが一望できます。

小さな丘なので、ビーチサンダルでも気軽に登ることが出来ます。車で登っていくことも可能です。ツアーの観光バスが来ていることもあります。

丘に登ってシティを見渡したら、次は反対側。シティに背を向けてみましょう。そうすると反対側にはキノコが！

この写真はキノコをメインにしてしまいましたが、ここからはランギトトアイランドが見渡せます。写真左奥に映っている島がそうです。「キノコはいいから、海とランギトトアイランドを見たい！」そう思った方はぜひデボンポートのマウントビクトリアへ登ってみてくださいね。

オークランドシティとランギトトアイランドを眺めていると、なんだか不思議な気がしてきます。心地よい風とともに、街と自然がこんなに近くにあるのだということを感じられます。