ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

お金をかけずに髪が抜けてしまった人をサポートする

お金はないけど、誰かのために何かしたい!と思っていますか?なかなか美容院に行く機会がなく、髪が伸びきってしまっていませんか?どちらの質問にもYESと答えたあなたなら、脱毛で悩んでいる人のためにあなたの髪を寄付できるかもしれません。

IMGP1686 

  • 14inch(35.5cm)以上の髪がある
  • 髪染め、パーマをしたことがない
  • 白髪がない

上の3つの条件をクリアしていたら、今すぐにでもあなたの髪を寄付して、ストレスやガンなどで髪を失ってしまった人のためのウィッグを作っている団体に寄付することができます。

髪の状態によっては値段がつくので、報酬を他のチャリティ団体に寄付することもできます。寄付する団体は自分で選べるので、より自然な見た目のウィッグを作る貢献をしつつ、経済的なサポートもできるという、とっておきの社会貢献です。

なぜ髪を寄付するのか

世界中で、3%(2億人以上)の人がストレスによる円形脱毛症に悩まされています。 そのうちの半数は、すべての髪を失ってしまうほどの症状にまで悪化すると言われています。

多くの人は人工毛でできたウィッグを使用するのですが、長持ちしないだけでなく、見た目も自然ではありません。そのため、多くの人が自分の見た目に嫌悪感を感じ日々過ごしています。ガンで髪を失うのとは違い、日々のアクティビティを基本的にはこなせる人が多いことが、かえって患者の心の負担を増やしています。例えば、ショッピング中に後ろに並んでいる人がいる時、ステッチが見えてしまうのではないか、プールや海などのウォータースポーツ中にウィッグが取れてしまうのではないか、と常に不安が伴います。

FREEDOM WIGは、そんな悩みを解決するために、本物の人毛だけを使い、自然で着け心地の良いウィッグを作っています。1つのウィッグを作り上げるためには、最低でも5人分の髪が必要とされ、量によっては20人分必要な場合もあります。そのため多くの人がこのドネーションに貢献する必要があります。

髪を寄付するには

1.髪を伸ばす
 
2.美容院に行く
→ 髪を寄付したいから、切ったら持ち帰りたいと言う
 
3.髪をビニール袋に入れて持ち帰る
(私はサンドイッチバッグを使いました)
 
4.応募用紙を記入
→ 髪と一緒にビニール袋に入れる
 
5.封筒に入れて、以下の住所(どちらか)に送る
Freepost 130760
Freedom Wigs Limited
PO Box 575 Dunedin 9054
 
Freepost 130760
Freedom Wigs Limited
62 Vogel Street Dunedin 9016
 
(Freedom Wigsという団体)
http://www.freedomwigs.co.nz
http://www.freedomwigs.co.nz/subsidies-information/
http://www.freedomwigs.co.nz/subsidies-information/Hair%20Donation%20criteria.pdf

記者プロフィール

もえみん

もえみん

ライターのもえみんです。
在宅で仕事をする傍ら、大学に通っています。
ホリデー期間は旅に出たり、課題に追われたりしています。
毎日が新しいことだらけ、学ぶことがたくさんあります。
若いながらに吸収しつつ、自分のコアを壊さなくても良いのがこの国の良いところ。
社会欄のライターを目指して奮闘中。

この記者の記事一覧