日本にいる家族や友人に会いたいけど、飛行機のチケットってなかなか高くてなかなか帰国できないという方も多いかと思います。今回は、できるだけ安く往復航空券を買うコツをご紹介します。
「ちょっと家族に会いに帰りたい」、そんな時の足止めになるのが、飛行機の値段ですよね。筆者は、父がガンの治療で入院しているため、一時帰国を決意しました。しかし、Air New Zealandで日本に帰る場合の往復航空券の参考価格は¥127,550安くても10万円以上はします。(オークランド~東京間)なんとか安くならないかと思考錯誤した結果、往復航空券代を7万円程度(NZ$894.96)まで抑えることができました。この記事では少しでも飛行機代を安くするヒントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
【飛行機のチケットを安く買うための4つのポイント】
1. エアラインのフェイスブックをフォローする/SALEのお知らせメールを登録する
関係のない時はただの広告で、うっとうしく感じるかもしれませんが、いざとなったら便利な機能です。特にAirNZを利用したい人にとっては、通常24時間〜72時間の限定でSALEを行っているため、早めに予約する必要があります。安ければ片道NZ$600以下で買うことができます。
2. 火曜日の午後に値段をチェックする (✖︎金曜日)
航空会社のほとんどは、週末にチケットを買う客を予測し、週明けに価格改定をすることが多いと言われています。そのため、金曜日から日曜日は週の中でも一番高く設定されていることが多く、逆に火曜日の午後から水曜日にかけてが一番安く設定され、火曜日からSALE期間を設けることもあります。ですので、火曜日に毎週チェックし、安くなった時を狙って買いましょう。
3. 2ヶ月前から値段のチェクを始める
前述した火曜日ウィークリーチェクは2ヶ月程度前から始めるといいでしょう。7週間前がベストタイミングと言われていますが、航空会社やシーズンによって前後する可能性もあります。帰国を予定している日にちから遡って9週間ほど前からチェックすると良いですよ。
4. 人気の曜日、時間帯を避ける
旅行に行くのに人気の曜日はもちろん、土曜日です。週末を避けて火曜から木曜日の間に出発し、日本から木曜日に発つ飛行機のチケットが特に安く買うことができます。
時間帯も同じで、オーバーナイト(夜に発つ)便や朝早い便は人気がないので、安く買うことができます。ただし、空港周辺のホテルは高めの価格設定になっているので、その時間帯に空港まで送迎してくれる人がいるか確認してからにしましょう。また、Uberという24時間運営している格安タクシーを使えば、skybusで行くよりも安い場合があります。
5. フレキシの特典を有効活用する
ビザの関係で、どうしても復路の航空券を買わなければいけない場合もあります。その場合は、先にAir NZのフレキシ航空券を買って、値段が下がったらキャンセルし、払い戻し申請をするという方法があります。フレキシにするために追加で払った分も帰ってくるので、損する分はありません。ただし、先に他の飛行機のチケットを買ってからではないとキャンセルできないのでご注意ください。
【安くても快適に過ごす】
安くしたい、と言っても10時間以上の長旅を狭い飛行機の中で辛い思いをしたくないですよね。
安いと言えば、ジェットスター航空を思い浮かべる人が多いかと思います。確かに、成田−オークランド間往復最低価格NZ$840とどの航空会社と比べても安く買うことができます。しかし、ジェットスターでの食事・映画鑑賞・ブランケットの利用など、ほとんどのサービスが有料になり、その都度お財布を出すのも面倒です。それに加えて、他社では元からセットになっている預け入れ荷物の保証や、席指定に追加料金が必要になります。また、座席同士の幅が狭めに設計されている機体が多く、足幅の広い座席を確保するには、またまた追加料金が必要です。
JALはすべての機内サービスが無料で受けられるほか、預け入れ荷物のリミットが他社より大きいことが特長です。スーツケースの最大制限は3辺の合計203センチまでと、AirNZと比べて45センチも大きい物を預けることができます。重量制限はJALもAir NZも23kgまでですが、JALの場合はエコノミークラスでも預け入れ2個まで無料で受け入れてくれます。なので、厳密的には46kgまで受け入れてくれる計算になります。一方で、AirNZは事前に追加料金NZ$55~95払えば2個目以上の荷物を受け入れてもらえます。JALの場合座席指定も無料でしてくれるので、エクスペディアや他の価格比較サイトで予約してから、JALに事前に直接連絡すると快く座席を変えてくれます。
JALで日本に帰るチケットを買う場合、カンタス航空との共同航空便になることがあります。その場合は、シドニーでの乗り継ぎになることがほとんどですが、2時間以下の待ち時間ですし、その間にちょっとしたストレッチもできるので、特に気になりません。
また、Jetstar、JAL、Air NZの他にも、検索すればたくさんあります。有名どころで言うと、大韓航空やシンガポール航空が挙げられます。それぞれ、ソウルやシンガポールで乗り換えになり、安い航空券だと10〜24時間の待ち時間があるのでオススメしません。価格比較サイトで最安値として表示されているものは、必ず乗り換え空港での待機時間を確認してから買いましょう。
【まとめ】
総合してみると、JALのシドニーで乗り換え便が一番安く、快適に旅ができる航空便といえます。マイレージを貯めているなど、一定の航空会社を利用することにこだわりのある方は、人気のない時間帯の便、オーバーナイト便や早朝便を選ぶといいですよ。また、どの航空会社も週末は高めの価格設定となるため、火曜日と水曜日を狙い目に旅行の計画を立てましょう。
人によって帰国の理由は様々ですが、急な帰国でなければ、ぜひ上記の裏技を参考にしてください。