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人事課勤務者直伝!書類審査を通過しやすい英文履歴書の書き方虎の巻

人事課勤務者直伝!書類審査を通過しやすい英文履歴書の書き方

ニュージーランドの現地企業の人事課に勤めていた知人から教わった、人事課の方の目に留まりやすい履歴書の書き方をご紹介したいと思います。就職活動中の方、ぜひお試しください。

今回ご紹介するのは、出来上がった履歴書に一手間加えるテクニックです。
基本的な書き方はNZdaisuki.comの以下のページを参考にしてください。
英文履歴書の書き方

応募する仕事ごとに履歴書を書きましょう

仕事によって求められる経験や技術、知識が異なります。
応募する仕事ではどのような人材を求めているのかを把握し、それに応じて書き直す必要があります。

はじめの1~2ページが勝負

履歴書の適正枚数は3~4枚です。
ただし、人事課の方はまずはじめの1~2ページだけ目を通し、次の3~4ページを見るかどうかを決めるそうです。つまり、はじめの1~2ページですでに第一次書類選考がなされているのです。はじめの1~2ページに応募する職種と内容が近いものを記載し、自己アピールをしましょう。

職歴と学歴どちらが先?

一般的な英文履歴書において、職歴と学歴はどちらを先に記載してもかまいません。
しかし、上記で説明したように履歴書ははじめの1~2ページが勝負ですので、テクニックとしては応募する仕事に内容が近いものを先に書きます。

Key Relevant Competencies(関連した技術や能力)を書きましょう

Key Relevant Competenciesとは?

自分の技術や能力をアピールする文章です。人事課の人に自分の持っている技術や能力を簡潔に伝えます。1ページ目の連絡先の次に書くのが一般的です。読みやすい箇条書きで書きましょう。もちろん、応募する職種によって書く順番を書き換え、応募する仕事内容に近いものを上に書きます。

Key Relevant Competenciesを書く上での参考資料

募集広告

募集広告にどのような人材を求めているかが明確に記載されていますね。これを利用しましょう。しかし、募集広告とまったく同じ文章では芸がありませんので、同じ内容になるように単語を換え文章を書き直します。

役立ちサイト

こちらのサイトではさまざまな職種について、仕事内容、給料、必要な資格、などを知ることができます。特にPersonal Requirementsのところでは、どういう人が向いている仕事なのかを知ることができますし、Useful ExperienceやPhysical Requirementsも企業が求めている人材を知る材料となるでしょう。これらの文章を参考にKey Relevant Competenciesの項目を書くと良いでしょう。

http://www.careers.govt.nz/jobs/

注意点

あまりにも本来の自分と異なる内容は虚偽となりますので、その部分の記載は避けましょう。

その他のポイント

行間や横幅を合わせましょう

履歴書の行間や横幅が合っているかどうかで、几帳面さをチェックするそうです。

ギャップを避けましょう

履歴書に何もしていなかった期間があると、その期間どこで何をしていたのか?と不審がられ、嫌がられるそうです。アルバイト、ボランティア活動、海外旅行、などを記載し、何もしてなかった期間のないようにしましょう。

趣味にはスポーツ系を記載しましょう

ニュージーランドでは休日しっかりリフレッシュできる人が仕事ができるとみなされ、好まれます。したがって、スポーツ系の趣味を記載すると印象が良いそうです。

履歴書は「自分」という商品を売りこむ広告です。しっかり自己アピールして書類選考を通過できるといいですね。

記者プロフィール

さくら

さくら

オークランド在住歴10年以上。育児と家事、犬の世話に明け暮れる一方、フリーランスとして薬局で働く。

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