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癌患者の生存率が低いニュージーランド

オークランド大学の調査で、癌患者の生存の可能性がオーストラリアでは女性が3%、男性が6%上昇したのに対し、ニュージーランドは男女とも2%の伸び率しかなかったことが分かった。5年未満に癌と診断されたうちの12%のニュージーランド人がオーストラリアと同じ生存可能性率があれば、生存できただろうと判断している。
 
特に大腸がんに関しては、2006年~2010年の間、オーストラリアでは男性が4%、女性5%の生存率上昇がみられたのに対し、ニュージーランドは全く見られなかった。

原因の一つとして、癌の早期発見の遅さや診断により両国が異なるものだと指摘、オーストラリアでは大腸がんのスクリーニングプログラムを2006年から実施しているが、ニュージーランドはまだ始めていない。