ある研究で、オーストラリア人と比べてニュージーランド人は、がん死亡率がはるかに高いことが分かった。
Australian and New Zealand Journal of Public Health 誌に掲載された発表で、オーストラリア人の方が、治療を受けるのが早く、治療方法も効果的であるとされている。
2006年から2010年の間で、がんで亡くなった3,631人のニュージーランド人は、もし治療がより効果的であれば、助かっていたとのこと。
がんを生き抜く確率はオーストラリアでの方が高く、ニュージーランドではがん治療の改善が今後の大きな課題となると、レポートは締めくくっている。
マオリの生存率は最も悪く、亡くなった人のうち25パーセントは助かっていたとされる。これに対応して非マオリの生存率は11.8パーセントである。
また昨年8月の別の研究記事では、がんで亡くなる確立も、オーストラリアと比べて10パーセントも高いことが発表されている。