ニュージーランド移民局のレポートによると、年間で4,300人以上がニュージーランドへの入国を拒否されているという。
南アフリカ国籍のある男性は、人気のあるデートサイトのプロファイルに「素敵な女性とまじめに付き合いたいと思っているニュージーランド人」と書いていることが判明し、身元不審な人物であるとされ、台湾で降ろされた。
ブラジルからのある女性は、ニュージーランド以遠のチケットを持っておらず、またニュージーランドに関しての知識も少なかったため、真の旅行者ではないと移民局から判断された。彼女は、ロード・オブ・ザ・リングの撮影された場所を見たいと言ったが、その際ハリー・ポッターの主人公を引き合いに出して説明したりもした。
カナダからの男性は、イギリス法廷より、アメリカ国債をめぐる$2.5トリリオンドルの詐欺で有罪を受けていることがわかり、カナダに送り帰された。
入国拒否となる最も多い国籍は、マレーシアと香港で、ブラジルと台湾も非常に多い。年間を通して約600万人が入国を許可されており、そしてこの数値は前年と比べると9パーセントの増加となっている。
旅行者全体の42パーセントが、ニュージーランドに旅行で来る際はビザを必要としない。