ニュージーランド移民局を装ったEメールが送られ、受取人がメッセージ内にあるリンクをクリックすると、移民局のホームページと類似したサイトが現れ、IRD番号や銀行口座の詳細、パスポート番号等個人情報の入力を求められる。

偽のサイトのURLは、http://www.immigration-govt.nz。
本物のURLは、http://www.immigration.govt.nzと酷似している。

また、　過去2年の間、インド人をターゲットにした電話での詐欺が数多く発生している。少なくとも36人が、合計で7万5,000ドルを騙し取られる被害を被っている。この3カ月間でも、3人が4,000ドル以上をも詐欺師に支払っている。

手口としては、移民者達が到着したときの入国カードに問題があるため、ウェスタンユニオンの口座に入金が必要であると、電話によって告げられる。支払わない場合は、国外追放になると脅迫される。

ニュージーランド移民局では、支払いを要請する電話連絡は決してしないため、電話で金銭を支払わないよう警告しており、またこのような電話を受けた場合は、直ちに警察に申し出るよう呼びかけている。