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雇用はニュージーランド人を先に

政府は、雇用主達に対して、外国人を雇う前に先ず Work and Incomeで、求めるスキルセットを持つニュージーランド人がいないことを確認し、そのレポート(Skill Match Report)の提出を義務付けることにすると発表した。

移民相のマイケル・ウッドハウスは、雇用主は海外からの人材に頼る前に、自国ニュージーランドでの労働市場に目を向けるべきだと発言。
「多くの雇用主が、労働者の補充を外国人労働者を斡旋する会社に頼っている。そこで人材を見つけては、移民局に就労のための申請をし、その後でWork and Incomeで探したふりをしている」
ウッドハウス相はこれを非難して、雇用主達はまず Work and Incomeで求めるスキルを持った自国の求職者を探すことから、雇用のプロセスを進めるべきだと説く。

Council of Trade Unionsの代表は、雇用主はこれで従業員をどのように取り扱うかをより考慮するようになるとこの方針を歓迎している。またこれにより、外国人を供した場合の申請手続きプロセスも、早まるはずだとしている。

尚、Skill Match Reportの義務付けは職種の技能レベルが職種分類表(ANZSCO)で4または5レベルに分類される方のみとなる。

詳しくは移民局サイトURL:
http://www.immigration.govt.nz/migrant/general/generalinformation/news/changes-essential-skills-work-visa-April2016.htm