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永住権ポイント、オークランド以外での就職が有利に

ニュージーランド政府は技能移民部門、起業家部門でのポイントが変わることを発表した。オークランド以外での就職や起業の場合は、永住権に必要なポイントが増える。

オークランド以外で起業する場合は、起業家ビザでのボーナスポイントが20点から40点になる。また技能移民ビザにおいては、オークランド以外でジョブオファーを得た場合、ボーナスポイントは10点であったものが30点となる。

オークランドでの国民党協議会で、ジョン・キー首相がこの方針を発表した。国内の市長達がそれぞれの地域ビジネスに、求める人材を引き付ける魅力がないと首相に訴えている。今回の移民法の改定は、これを受けているとキー首相は党議会で語った。

ニュージーランド政府はこの決定で、何人の移民者が地方に移動するかは確定できないが、有効な手段であると見込んでいる。多くの移民者達はオークランドに住まいを構えるが、結果としてインフラ供給が困難になっている。同時に地方の雇用主達は、技術力の高い従業員の雇用ができないでいる。

マイケル・ウッドハウス移民相はこの事実を踏まえながら、ただしニュージーランド人の雇用が優先されるのは変わらないと語る。