南島の農場のフィリピン労働者の就労ビザで「書類詐欺」が数か月前に発覚して以来、この書類詐欺は広範囲に及んでいる。既に就労ビザで働いている1000人以上のフィリピン労働者が書類詐欺の疑い対象となり調査されることになる。
この書類詐欺の主犯格となる女がワイカトの自宅で火曜日逮捕された。女は就労ビザが通るように偽の書類を作成、その報酬としてフィリピン人から数千ドルを徴収していた。
Michael Woodhouse移民大臣は、農場で働くためにフィリピン人が申請した250申請が移民局の調査の為遅れており、そのうち70%に及ぶ申請が詐欺の疑いがあるという。
現在ニュージーランドの農場でおよそ1700名のフィリピン人が労働しているが、恐らく1000名以上が書類詐欺に関わっているかもしれないとのこと。