移民局は、スリランカからの学生ビザ申請に詐称があったとし、調査していることを明らかにした。
インドのムンバイにあるニュージーランド移民局が今年初め、スリランカからの学生ビザ申請書類において詐欺行為を発見、それが移民局へ報告された。スリランカの会社が学生ビザ申請に必要な条件である資産証明で、学生がビザ取得できるよう書類詐称行為をしたとのこと。
Iain Lees-Galloway移民大臣は、この件について、詐欺行為に関わった会社や学生を調査中であること、そして今年1月の報告時点で保留となっていた疑いのある88件のビザ申請書のうち83件が却下としたとのこと。しかし、過去において承認されたスリランカからの学生ビザについての調査はしないということで、国民党から疑問視されている。
2015年~2017年までの間、スリランカからのビザ申請者数は約5000件で、うち約3800件が承認されていることから、国民党のMichael Woodhouse前移民大臣は、スリランカからのビザ申請について違法行為がなされていないかどうか、過去数年においても調べるべきだと意見した。