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フリーダムキャンプの今後は?

国内から30人を超える市長たちが、ウェリントンで観光省のケルヴィン・デイヴィス大臣と、近年著しく増加したフリーダムキャンパーについて話し合う。

この10年間で、フリーダムキャンパーの数は年間3万人から11万5,000人と急上昇した。Freedom Camping Act of 2011は、ラグビーワールドカップが開催された年に、観光客を呼び寄せる目的で導入された。多くのビーチにはシャワーが備わり、公共トイレも数多く、2ドルか3ドルで地元コミュニティのプールでホットシャワーも使えるニュージーランドはフリーダムキャンプに非常に適している国であると言える。
しかしながらクルマやバンの中に泊まるキャンパー達によって問題が発生している人気観光地もある。
問題は湖で食器を洗ったり、河をシャワー代わりに使用するなど、地域住民にとって迷惑な行為を行うマナーの悪いキャンパー達だ。

このような旅行者は、ニュージーランドに利益をもたらすどころか、逆に地域住民に衛生面、暴力行為などの問題をもたらす可能性があり、今後はどのように規制していゆくかが課題となる。