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ノースランドの癌死亡率、国内最大

保健省による最新の発表で、ノースランド地方の住民は癌による死亡者数が調査対象の地域の中で最も多い事が分かった。

特に、肺、前立腺、胸、結腸直腸癌で死亡するノースランド地方の男性の数はWaitemataの住人より約3倍も多いという。2010年~2012年の調査結果では、オークランド、カンタベリー、ウエリントン地方など、大都市に近いほうが癌による死亡者数が低い事が分かっている。

公共の放射線治療は国内で6件の特別がんセンターでしかされていないため、田舎に住むがん患者は治療の為に遠方から訪問を要すなど、治療に不公平が生じるのが原因の1つだと主張する人もいる。

そんな中2014年にはノースランドのファンガレイに、5ミリオンドルをかけて癌患者治療センターができたばかりで、今後のがん治療の効率化と治療システムの改善化に注目だ。