ニュージーランドの薬局では、意外なサービスを受けたり、意外な物を購入することができます。
いくつかご紹介したいと思います。
インフルエンザの予防接種
毎年、秋から初冬にかけて予防接種を受けることができます。針は短く、あまり痛みを伴いません。
適応年齢:18-59歳
お値段は$40~50くらいです。
禁煙サポートグッズ
商品をそのまま購入すれば、高い代金を支払うことになりますが、一部の薬局では薬剤師さんのコンサルトを受けることにより格安で商品を入手することが可能となります。
種類は、パッチ、ガム(ミント味とフルーツ味の2種類あります)、ロゼンジ(ミント味のみ)から選べます。最大3か月分購入することができます。コンサルトを受けた場合、政府が費用の大部分を負担してくれます。したがって、1アイテムにつき$5になります。薬局によってはコンサルタント代を加算される可能性があります。
膀胱炎用の抗生物質
こちらも、薬剤師さんのコンサルタントが必要です。
3日分の抗生物質を入手できます。
お値段は$40~50くらいです。
バイアグラ
これまで処方箋が必要だったバイアグラが、半年ほど前から薬局で買えるようになりました。
購入の条件は以下の通りです。
- 糖尿病に罹ってないこと
- 喫煙者でないこと
- 高血圧でないこと
- 年齢が25歳から70歳の間であること
薬剤師さんのコンサルタントを受け、その後、血圧を測定します。全ての条件がクリアされていた場合、購入ができます。
お値段の相場は以下の通りです。
コンサルタント代 $20
バイアグラ 4錠 $40
合計 $60
ちなみに、コンサルタントは一度行うと1年間行う必要がありません。
緊急経口避妊薬
薬剤師さんのコンサルタントが必要です。事が起きてから、72時間以内でしたら、適応範囲です。ただし、女性しか購入できません。お相手の殿方がお一人で薬局に来店されても、購入できません。
また、事が起きてからしか購入できません。つまり、予備として購入することは原則できません。
お値段は$45~50くらいです。
ピアス穴開け
たいていの薬局で開けてくれます。16歳以下の場合は、保護者の同意が必要になります。施術者は、薬局で働く人で、その薬局ごとにあるトレーニングを受けた人です。日本のような資格はありません。
お値段はピアス代ですので、選んだピアスによって異なります。
相場は$30~45くらいです。
化膿止めの薬も付きます。
その他
以下のものがショップで購入できます。
- ドライクリーニング用の洗濯液
- 衣類の染め粉
- PH試験紙
この他にも日本の薬局と異なるサービスや商品があります。薬局に来店されたときは、店内を見て回ってください。面白い発見があるかもしれません。