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ケールって青汁の原料だったの?

意外に食べやすいケール、もっと献立に取り入れよう

ケールというよりも、青汁の主原料といった方が日本人には馴染みのある野菜。ケールには多くの品種がありますが、ニュージーランドのスーパーで売られているケールは”Curly Kale”と呼ばれているものが一般的です。パセリの葉のように細かく葉がカールしているからです。苦いんじゃないかと敬遠されている方が多いですが、濃い緑の葉もの独特の味はしますが苦味はほとんどありません。青汁のイメージにある苦味は、ケールをペースト状に潰した時に酸化してその苦味が出るということがわかっているので、葉をそのまま食べたり調理したりする分には苦味は出ません。葉の味はほうれん草やシルバービートのようなものです。生でも調理をしても食べられるので、どんどん献立に使ってみましょう。

ケールの種類によって適した食べ方があります。この”Curly Kale”はサラダなどの生食に向いています。葉の部分をちぎってサラダに使っても良いですし、サンドイッチにも使えます。若いケールだけをパックにしたサラダケールも売っています。これはベイビースピニッチのような形で、ほとんどまだカールがありません。そのままでは食べにくいという方は、炒めてもかまいません。軽く油で炒めて塩コショーをするだけでOKです。最近ではカフェのサイドに使われているのを見ることも多いです。スナック感覚でも食べられるオーブンで簡単にできるケールチップスはどうでしょうか?

簡単ケールチップスの作り方

  1. ケールを洗ってから清潔な布巾などで水分を取る。葉を茎の部分から切り取り、一口サイズにちぎる。
  2. オーブンを170度くらいに設定、トレイに葉を並べ好みのオイルを軽く振って塩コショーをする。
  3. 15分弱で葉の縁が軽く茶色になりかけたら(茶色になる前)出来上がり。焦がすと苦くなるので注意。
*葉がカールしているので水にしたして振ると、土やゴミが取れやすくなります。

さてスーパーフードと呼ばれるケール、どんな栄養があるのでしょうか?仲間のキャベツと比べると、ケールにはB-カロチンが約60倍、カルシウムは約5倍、ビタミンや葉酸、カリウムがそれぞれ約2倍あります。他にも食物繊維や体内では作れない必須アミノ酸も多く含まれています。

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いかにも体に良さそうな濃い緑の葉ですね!

馴染みのない野菜も食べてみると好物になったりするかも?栄養豊富なケール、ぜひお試しください。

-Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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