今回はニュージーランド最古の動物園、Wellington Zooをご紹介します!
どこにあるの?
シティ中心部から市バス♯10,23で約20分、片道大人$3.5。入場料は大人$23、年間パスポートは$79です。
Kiwiを感じる!!
ここのKiwiエリアにはガラスがありません。室内は暗くされていて、すぐにKiwiたちを見つけることは困難ですが、じっと息をひそめて気配を消していると、がさごそと動く音、影がします。Kiwiです。Kiwiたちを驚かせないように静かに観察していると、すぐ近くまで餌を探したり、歩いているKiwiに出会えます。Kiwiを見ると言うよりはまさにKiwiを感じる!といった方が合っていると思います。また、Kiwiエリアのエントランスには片足のKiwiがいました。Kiwi Talk Timeでの飼育員さんの説明によると、罠にかかって足を切断したそうです。彼は保護され野生復帰は難しいですが、片足でもジャンプしながら移動し、元気に暮らすKiwiに会うことができました。
獣医さんのお仕事を知る!
この動物園にはVet in The Nestという動物病院があります。そこで、ほぼ毎日時間を決めて動物たちの治療や健康管理を公開しているんです。私が訪ねたときはミーアキャットのマイクロチップや健康チェックを行っていました。処置中はスタッフさんがマイクでどのような処置をしているのか解説してくれます。また、獣医さんに質問することも可能です。手術室や処置室、海辺の動物のためのリハビリプールなど、充実した施設があります。
近さにびっくり!
ここ、ウェリントンズーにも飼育員さんが動物たちに餌をあげたり、彼らの紹介をするTalk Timesがあります。キリンのTalk Timesに行くと、飼育員さんが葉っぱを渡してくれました。キリンたちの目線で彼らに葉っぱをあげることができました。もちろん、フリーです。キリンの長い舌、紫色をしていること、よだれがいっぱい出ていること、彼らの口の動きなど近くで見ることで新たな発見がありました。また、Sun bearのTalk Timesでは普段は閉じられている扉を開けて、檻越しに近くで観察することができます。いつもはなかなか見ることのできない手や足の裏、舌、お腹などを観察することができました。
ファーム動物を学ぶ!
ニュージーランドは蜂、ヒツジ、ニワトリ、ウシ、ブタなど多くのファーム動物がいます。ここはハンズオンになっており、各動物たちについて学ぶことができます。ニュージーランドでどれくらいの牛乳やチーズ、バターが生産され、消費されているのかなどを知ることができます。
私はニュージーランドで今まで3つの動物園を訪ねてきましたが、どこもそれぞれ特徴があって興味深かったです。動物に会えるタイミングもあると思いますが、それぞれ印象が違います。今回のウェリントンズーの場合はタスマニアンデビルに会えたこと、ミーアキャットの健康チェックが見れたこと、Kiwiを間近で感じられたことがかなり印象的でした。人それぞれ、会いたい動物や見たいところは違うと思います。あなたなりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。