夜になると幻想的な青い光を放つGlow wormという幼虫をご存知ですか?
北島にある人気の観光地の1つに、洞窟いっぱいに広がる幻想的な青い光が見られることで有名なワイトモケーブがありますが、それはGlow wormというハエ科の幼虫がエサをお匹寄せるために発する光で彩られています。
ワイトモケーブでGlow wormをいつでも見られることは分かっていても、バックパッカーとして貯金と貧乏旅行を繰り返す私にとって、そのツアー代はポンッとお財布から出せる金額ではありませんでした。(笑)
そこで、私がラウンドトリップ中にお金をかけずにGlow wormを見ることが出来た南島のスポットを2つご紹介します。
天井や壁いっぱいに光を放つ沢山のGlow wormを一度に見たいなら!
ウエストコーストにあるHokitikaという街に、Glow Worm Dellという名前の小さな公園があります。ここは、駐車場が目の前にあり、ほとんど歩くことなく沢山のGlow wormを見ることが出来ます。あまりに簡単に天井や壁一面に広がるGlow wormを見られることから、公園の広さに対して少々多い観光客が集まってしまいますが、それも確実に見られる人気スポットの証。ここの街には他にもたくさんの観光スポットがあるので、昼から夜まで盛りだくさんで楽しめるはずです。
静かに、ゆっくりと鑑賞したいなら
Fox Glacier Glow worm forestという一周約15から20分ほどの公園がFox Glacierの街にあります。ここは観光客が何組か来ていましたが、公園自体が広く歩きながら鑑賞するような場所ですので混雑はしていませんでした。先程の公園は見学ポイントが一箇所に密集しているため、たくさんの観光客が足元を見るためにライトを照らしてしまったり、カメラのフラッシュ(マナー違反です。) をたいてしまい中々写真を撮るのが難しかったですが、こちらは公園中に点々といるため撮影ポイントを独り占め出来ました。
私は本格的なカメラを持っていないので、スマートフォンの花火やペンライトなどで空中にお絵かきするカメラの機能を使って、フェンスの上などに携帯電話を固定して撮影しました。周りの人から携帯を覗き込まれたり、あの携帯すごいねー!なんて言われていたので、カメラなしで旅行する方はアプリを準備しておくと良いかもしれません。ちなみに、普通の携帯のカメラや星空モードではあまり上手く撮れませんでした。
規模や光の数は本家のワイトモケーブには敵わないかもしれませんが、それでも私は大満足でした!!南島ををラウンド旅行する予定のある方は是非候補に入れてはいかがでしょうか。