1日中バスに揺られていました。チケットはフレキシブルパスというものを買っており80時間乗り放題。このパスで最終的にはオークランドまで北上予定。
クライストチャーチからダニーデンで乗り換えがありダニーデンからインバーカーギルまで乗車時間8時間の予定
ダニーデンまでのバスがかなり遅れて乗換に間に合わないのではないかという遅れ方でしたがさすがに同じ会社の乗り継ぎだったのでバスは待っていてくれた模様
バスの旅は実際どうかと聞かれると個人的にはおすすめできると感じた。定期的に小休憩があり、車窓からでもその町の雰囲気を味わうことができる。時間はかかるが余裕があるのならバスがおすすめ。
もとい、朝8時頃のバスでインバーカーギルについたのは18時頃。本来ダニーデンで2時間ほどのトランジットがあったのだがバスの遅れでなし。要するにバスに10時間ほど揺られていたわけだ。さすがに疲れた。
夕方のいい時間にも関わらずバスの降車場所までホストが迎えに来てくれた。
今回のホストは5人の子どもをホームスクールで育てているという大家庭。前回とは違いかなり賑やかになりそうな予感。
予感は的中
めちゃくちゃ騒がしい。下の3人の男子たちが四六時中賑やかくしている。何かトラブルがあれば「Mom!」とすぐに呼び。たいしたことでなくても呼ぶ。子どもたちの勉強等をみたり、日中のめんどうをみるのは母親がしていた。父親は仕事で日中基本姿は見せない。お母さん過労で倒れないかと心配になるほどだ。そりゃ5人も子どもがいれば親に対してしっかり自己主張しなければならないので自立できていないとそうなるよな…と思いながら。
しかし、そんな子どもたちのおかげでたくさんの場所に行き、経験することができて充実した日々を過ごすことができました。森の中でかくれんぼ、羊の追いかけ、プロパティ探検、クリケット、ビリヤード、チェスなど。1番の収穫は身近に英語ができる環境がずっとあったこと。でも、子どもなのでつたない英語だと伝わる確率が低かったが…
さて、そんなここでのワークアウェイは3週間です。1日約4~5時間の仕事内容は主に「草取り」天気が悪い日以外は草取り。草取りスキルマックスになりました。たまに、苗や種を植える仕事があったのでそれは勉強になった。ここでの仕事は少し退屈でした。でも、仕事をしていると子どもたちが遊びに行くぞ、いつまで仕事をするだと、しばしば聞きに来てくれた。
1番の楽しみは長女とバレーボールをすることだ。日本では週3日はバレーをしておりこっちでもできたらな…と思っていたので念願のバレーボールだった。
最終日近くなり、何日に経とうかと考えていたところ羊の毛刈りをするよというのでそれを見てから次の目的日に向かうことにした。
毛刈り当日
前日に羊たちは小さな柵内に収められ食事ができない状態にされる。
次の日に親と子どもを引き離されて親のみ毛のカットを行う
羊が1匹通れるか通れないかの細道に数頭の羊が追い込まれ1匹を後ろから顎を引くように捕まえるとそのまま仰向けにひっくり返し引きずりながらカット場所まで連れていく。羊の毛のカットはスムーズで柔道の寝技のように関節を抑えながら1分足らずで1頭の毛刈りを終えていく。こんな感じなんだと毛刈りされた羊を見てみると赤い部分が見えた。
なんだろうとよく見てみると大きなけがをしている。バリカンをする際に毛だけでなく身も削ってしまっているのだ。ある羊は足を引きずっているほどで見ていられなかった。
毛刈りをする人にもよるのだろうがそのまま生かして育てるならもう少し丁寧なやり方があるのではないかと…。
毛刈りが終わり少し羊について調べてみた。
ネットでは私が感じたことはあまりとりあげられておらず「ミュールジング」という汚れがたまりやすい羊の部分を切ってしまうやり方が大きく問題視されていた。これは羊の身体の部分をカットするのだがカットした後に何も処置をせずに放置することが多かったそう。今ではミュールジングを禁止している(NZでは)そうだ。
羊の毛刈りのなり手不足も問題のようだ。確かにあの体制で何百頭も毛を刈ると考えるとかなりの重労働。しかも、時給ではなく刈った毛の量でお金のやり取りがあるのでそりゃあ早くこなした方がいいよね。
結論、羊の毛の商品はどこでどんな風に作られたのか知ってから買いたいなと思う次第。農業の生産者の顔が見えるっていうのと同じ感覚だなと感じました。
いい経験になったインバーカーギル最終日
お土産にTシャツをもらっていざ次の地へ
ミヤッキー
どこにでもいる田舎や自然が大好きな変わり者
北欧で学びを深めるために英語の勉強でNZへ
TOEICの点数はわずか200点、英語は大の苦手
リアルなワーホリ生活を徒然なるままにご紹介
Instagram: https://www.instagram.com/yasuzou3/